ニュース・最新情報
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ジェニー・べスがホストを務める音楽番組にキム・ゴードン、エド・オブライエン、ブラック・カントリー・ニュー・ロードが出演しパフォーマンス映像とトーク映像公開
ジェニー・べス(Savages)がホストを務めるフランスの音楽番組にキムゴードン(Sonic Youth)、エド・オブライエン(Radiohead)、ブラック・カントリー・ニュー・ロードが出演した映像が公開された。
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ソニック・ユース、ノイバウテン……巨大フェスの原型『デソレーション・センター』日本語字幕版予告編解禁
シネマート新宿が放つ真逆の新企画、まだ日本で紹介されていない新作、長年上映されていない旧作など、地下にうごめく数々の“アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画”にスボットライトをあてる期間限定の特集上映<UNDERDOCS>にて、日本初上映となる、米国の砂漠地帯で行われたライヴイベントを描いたドキュメンタリー映画『デソレーション・センター』の日本語字幕付き予告編および、キービジュアル、場面写真が解禁された。
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<サマソニ2020>第2弾決定。オアシス、X JAPAN、リアーナ、B’z、NINらライブ映像を配信
オンラインフェスティバル<SUMMER SONIC 2020 Archive Festival>の第2弾配信が、7月22日(水)、23日(木・祝)の2日間にわたり実施されることが決定した。
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新旧のロック・ドキュメンタリー映画、シネマート新宿&心斎橋に集う
ロック・ドキュメンタリー映画を特集上映する企画<UNDERDOCS>が、6月12日(金)~7月9日(木)に東京・シネマート新宿、6月12日(金)~6月25日(木)に大阪・シネマート心斎橋にて開催される。
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キム・ゴードン、初のソロAL『No Home Record』より新曲「Air BnB」公開
ソニック・ユースのベーシストとして“グランジのゴッドマザー”とも称されるキム・ゴードンが、40年近くにわたる彼女の音楽キャリア史上初となるソロ名義でのアルバム『No Home Record』(10月11日リリース)より、新曲「Air BnB」を公開した。
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ニルヴァーナ、ジョーン・ジェットはじめ4人の女性シンガーとパフォーマンス
ロックの殿堂入りしたニルヴァーナが木曜日(4月10日)、セレモニーでパフォーマンスした。
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ソニック・ユース、リー・ラナルドのボーカル・アルバム期間限定全曲試聴公開
ソニック・ユースのリー・ラナルドが、リー・ラナルド・アンド・ザ・ダスト名義で制作したボーカル・アルバム『ラスト・ナイト・オン・アース』の期間限定全曲試聴が現在公開中だ。
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オノ・ヨーコ、ソニック・ユースのキム・ゴードン&サーストン・ムーアによるコラボ作品登場
『YOKOKIMTHURSTON』というタイトルのアルバムが登場、9月19日にリリースとなる。
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オノ・ヨーコ&ソニック・ユース、9月にニュー・アルバム
オノ・ヨーコとソニック・ユースのキム・ゴードン、サーストン・ムーアの3人が、そのアヴァンギャルドなパワーを集結したニュー・アルバム『ヨーコキムサーストン』を9月25日、キメラ・レコードからリリースすることが明らかになった。
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[クロスビート編集部員リレー・コラム] 編集長大谷編「1991: The Year PunkBroke」
ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」発売20周年に合わせて、ソニック・ユースの映画『1991: The Year Punk Broke』が初DVD化された。
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ソニック・ユース、キム・ゴードンとサーストン・ムーアが破局
インディ・ロックのファースト・カップルが破局した。
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ヨーコ・オノ、ルー・リード、坂本龍一ら日本支援コンサートに出演
ヨーコ・オノ、坂本龍一らが、東北地方太平洋沖地震の被災者を支援しニューヨークで開かれるチャリティー・コンサートに出演することが明らかになった。
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[クロスビート編集部員リレー・コラム] 編集長大谷編「ザ・ダムド」
現在発売中のクロスビート2010年12月号、巻頭ではビートルズをたっぷり特集したが、アフター・ビートルズ世代からすれば、まず印象に残ったビートルズと言うとダムドの「ヘルプ」だ。
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ジム・オルーク、新作はバート・バカラック・トリビュート
ジム・オルークの新しいプロジェクトは、偉大なソングライター、バート・バカラックのトリビュート・アルバムだ。
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E.クラプトン&P.サイモン、プラスティック・オノ・バンドに参加
エリック・クラプトン、ポール・サイモンらが、来月ニューヨークで開かれるプラスティック・オノ・バンドのライヴに参加するそうだ。
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増田勇一の『2009年のヘヴィロテ:私的年間ベスト・アルバム』
お約束どおり、2009年度のヘヴィロテ作品10選をお届けする。
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平均年齢80歳、世界一やんちゃなご長寿ロック合唱隊ヤング@ハート、来日決定
米マサチューセッツ州の小さな町ノーサンプトンに平均年齢80歳のシルバー合唱隊がある。
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Qアワーズ、発表
UKの音楽誌『Q』が主催する<Qアワーズ2009>の受賞アーティスト/作品が発表された。
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ソニック・ユース・シグネチャーのジャズマスター2本登場
エルヴィス・コステロのシグネチャーに続き、ソニック・ユースのフロントマンである2人、サーストン・ムーアとリー・ラナルドのシグネチャーとなるジャズマスターが2本登場した。
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増田勇一の『今月のヘヴィロテ(6月篇)』
日々の取材攻勢と締め切り地獄に翻弄されて朦朧としているうちに、いつのまにか訪れていた7月がすでに半分どころか三分の二も消化されてしまっていた。
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ソニック・ユース、新曲をMP3で無料公開
ニュー・アルバム『ジ・エターナル』のリリースを6月3日に控えているソニック・ユースが、いきなり新曲「Sacred Trickster」のフリーダウンロードを開始した。
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10周年を迎える<サマーソニック09>、強力なラインナップを発表
10th Anniversaryとなる<サマーソニック09>がいよいよ開催、出演アーティストのラインナップ第1弾が発表となった。
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ソニック・ユース、新作『ジ・エターナル』6月発売
ソニック・ユースの待望の新作アルバム『ジ・エターナル』が、2009年6月上旬にリリースされることが明らかとなった。
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フランツのアレックス、ザ・クリブスの新作を語る
ザ・クリブスのニュー・アルバム『Men's Needs, Women's Needs, Whatever』をプロデュースしたフランツ・フェルディナンドのフロントマン、アレックス・カプラノスが、彼らとコラボすることになった経緯、作業状況について語った。
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'06年、RollingStone誌のベスト・アルバム10選
RollingStone誌が'06年のベスト・アルバムを発表した。
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<FRF'06>キムが光っていたインディーの雄、ソニック・ユース
米インディーロック界の重鎮にして、2004年の『ソニック・ナース』に続き、今年25周年にして20枚目の新作『ラザー・リップト』を発表するなど、その活動は留まることを知らないソニック・ユース。
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'06年夏の洋楽アルバム必聴盤をチェック!
『TIME』誌がこの夏に聴きたいアルバムを取り上げた。
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LAST DAYSのトークショーを開催。なんとゲストは…
伝説のロッカー、ニルヴァーナのカート・コバーンをモチーフに描いた、現在大ヒット中の映画『ラスト・デイズ』。
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米議会図書館がソニック・ユースのアルバムを登録
ソニック・ユースの大ヒットアルバム『Daydream Nation』('88年) が米議会図書館の重要レコーディング物に指定された。
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フジロック、出演アーティスト第4弾を発表!
今年で10周年を迎えますます盛り上がるフジロックの、出演アーティスト第4弾が発表された。
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プロフィール・バイオグラフィ・リンク
加えて、バンドの持つ怖さ、穏やかさ、パンキッシュな意思の強さが積極的に絡み合ったところに、ギターロック最後の真の反逆児ぶりをうかがわせる。
ギタリストのThurston Moore、Lee Renaldo、そしてベーシストのKim Gordonは、'81年、ニューヨークでグループを結成(Steve Shelleyは'85年、短期採用のドラマーがひとしきり続いた後に加入)。Glenn Branca率いる“12本のギターによる新種の交響楽”に師事する下町の弟子たち、とでもいうべきSonic Youthは、エレクトリックギターにまつわる神聖なる概念を片っ端から引っくり返しにかかった。
実験の一環には、かなりのおふざけも含まれており、画期的なものと聴くに耐えないものとの境界線がはっきりしないこともあるものの、その力の抜け具合があってこそ、バンドはいつまでも楽器を手にはしゃぐ子供のように新鮮なエネルギーを保ち続け、中年にさしかかろうという今もなお、“youth”(若さ)を名前に掲げることを良しとしているのだ。
'80年代初頭の、SSTやHomesteadでの作品は、『Confusion Is Sex』('83年)の一部華のある箇所を除いては、音楽よりもコンセプト主体の構えだった。より自由に手綱を握ることを許されたギターと、無表情さが艶っぽいゴードンのヴォーカルには、他とは違う重みが感じられ、不協和音もハーモニーも、闘鶏に臨む鶏さながらのぶつかり合いを見せる。
『E.V.O.L.』('86年)、『Sister』('87年)、『Daydream Nation』('88年)という、目を見張るアルバムの3連発を経て、Sonic Youthはノイズ収集の内科医的存在から転じて、ロック界の妄想家へと変身していく。そして'90年のメジャーデビュー作『Goo』では、持ち前の中古ノイズに、もっとわかりやすい、それでいてどこか近寄りがたいメロディを取り込み始めた。とりとめのない大騒ぎが19分間も続く“The Diamond Sea”で山場を迎える『Washing Machine』('95年)は、ポップスにおけるノイズ革命が始まって15年を経てもなお、Sonic Youthが天才音楽家と初心者の幸運の境目で、今だ二股をかけ続けていることを示している。
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