【インタビュー】KiiiKiii、初の日本ワンマン直前に語る「素晴らしい音楽とコンセプトを持って活動できることがとても幸せ」

K-POPガールズグループのKiiiKiiiが8月10日(日本リリース9月8日)、3rd EP『WhyKiiiKiii』をリリースした。同EPは、“夏のある1日の24時間を6つのトラックで表現する”というユニークな構成が特徴的だ。それぞれの楽曲が異なる時間帯を担い、KiiiKiiiならではの解釈で“夏”を再定義した。結果、時間帯ごとに表情を変える緻密なアレンジメントがコンセプチュアルに機能し、作品全体を通してひとつの物語を体験できる仕上がりだ。
KiiiKiiiは9月22日、埼玉・ベルーナドームにて開催されたK-POPおよびJ-POPアーティスト集結による豪華イベント<INKIGAYO LIVE in TOKYO>DAY1に初出演。昨年夏のイベント<2025 Show! 音楽中心 in JAPAN>以来のベルーナドームで、躍進を感じさせるパフォーマンスを展開するなど大会場を沸かせた。
BARKSでは初の日本ワンマン公演<KiiiKiii FesTiiival JAPAN Edition>を10月25日に控える5人に、新作のコンセプトや楽曲の魅力、そしてKiiiKiiiの近況が垣間見えるトークを展開してもらった。
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■1曲ごとに4時間ずつ進んでいく構成で
■それぞれの時間帯を曲で表現する
──9月22日にベルーナドームで開催されたイベント<INKIGAYO LIVE in TOKYO>に出演されましたが、まずはその感想からお聞かせください。
JIYU(ジユ):ベルーナドームでTiiiKiii(ファンの総称)の皆さんに会うことができて、とてもうれしかったです。トークコーナーでは、皆さんがすごく大きな声でリアクションしてくださって。エネルギーをたくさんいただきました。

SUI(スイ):1曲終わって、センターステージに移動したんですけど、“KiiiKiii”と書かれた応援ボードを持ってくださった方がたくさんいたり、大きな掛け声をしてくださる方もたくさんいて、皆さんの熱気を感じました。
HAUM(ハウム):会場にいる皆さんがステージに集中して、一生懸命に応援してくださっているのを感じました。「404 (New Era)」と「Pop Off Pop Off」の2曲を、楽しみながら披露することができました。
──皆さんがベルーナドームでライブをするのは、<2025 Show! 音楽中心 in JAPAN>以来、約1年ぶりでした。その間、東京ドームや大阪ドームなど大会場でのイベント出演も経験していますが、ベルーナドーム2回目ということで、前回よりも会場に慣れていた感じはありましたか?
KYA(キヤ):ベルーナドームのステージには久しぶりに立ちましたが、やっぱり広くて大きなステージだなと思いました。センターステージとメインステージを行ったり来たりしている間にも皆さんの声が聞こえてきて、とても楽しかったです。
LEESOL(イソル):昨年に比べて、今回はTiiiKiiiの皆さんとの“ティキタカ(息の合ったやり取り)”がよりできたんじゃないかなと思います。パフォーマンスやトーク、途中で『もしもしチャレンジ』をやったりもして、皆さんと良いコミュニケーションを取ることができました。

KYA:緊張というよりは、少しだけ親しみやすさを感じるところがありました。約1年ぶりに立てることがうれしかったですし、楽しかったです。
LEESOL:でも、なんといっても大きなドームなので。立たせていただくたびに「今回も頑張らなきゃ」と気が引き締まるのは変わらないです。
──<INKIGAYO LIVE in TOKYO>でも披露された「Pop Off Pop Off」がタイトル曲のEP『WhyKiiiKiii』がリリースされました。ハワイのワイキキ(Waikiki)から着想を得て制作された本作は、夏のある一日の流れを6つの収録曲で描いているのがユニークですが、このコンセプトをどのように感じていますか?
LEESOL:単なる夏ではなく、KiiiKiiiならではの、私たちにしか持っていない夏を表現したいと思っていました。1曲ごとに4時間ずつ進んでいく構成で、それぞれの時間帯を曲で表現するということに期待感がありましたし、このメンバーならうまく表現できるんじゃないかなと思っていました。
SUI:もし自分がファンだったら、タイトル曲だけでなくトラック全部を聴きたいと思うので、アルバム全曲を楽しんでいただけるようにしたいと思っていました。

HAUM:時間帯ごとに曲が決まっているのが、新しくて面白いと思いました。どの楽曲の雰囲気も自分たちに合っているものだったので、うまく歌いこなせるんじゃないかなと思いました。
JIYU:最初に聞いたときは、「どうしたらこんなことを思いつくんだろう!」って。驚きながらも、すごくポジティヴに受け取りました。このアルバムでカムバックできることが楽しみでした。
KYA:完成度も高いですし、素晴らしいコンセプトを持つ曲でカムバックできることがうれしかったです。たくさん愛していただけるといいなと思いました。カムバック前に公開されたコンセプトフォトの撮影では、自分たちでポーズを考えたり、小物のアイデアを出したりしました。
──各楽曲に目を向けると、まず「Pop Off Pop Off」が担う時間帯は“真昼”。今作のピークタイムのような役割を果たしていますが、どんな魅力を持ったナンバーだと思いますか?
SUI:日差しが猛烈な時間帯に合った、情熱や楽しい雰囲気を表現できる曲だと思います。少し前に流行したシャッフルダンスを思い起こさせるような途中の振り付けもポイントで、私たちも踊っていてすごく楽しいです。
HAUM:リズムに乗っている感じのユニークな振り付けも大きな見どころだと思います。

KYA:イタリアで撮影したミュージックビデオもぜひ見てほしいです。ロケーションや衣装をいろいろ変えて、さまざまな魅力を入れ込もうとしました。
LEESOL:ヨットに乗るシーンや、ユネスコ世界遺産に登録されている海辺での撮影がハイライトかなと思います。
JIYU:合成技術を使っていたり、分割した画面にメンバーが映っているシーンもあります。いろんな小物やアクセサリーを通して、私たちらしいY2Kの雰囲気を出しているところも見てほしいです。
SUI:撮影した映像だけではなく、後からアニメーションを加えている部分もあって。そういった、ほかのミュージックビデオではあまり見られない演出にも注目してほしいです。

──EP『WhyKiiiKiii』収録曲で、新たに挑戦したことや、お互いに「このパートが素晴らしい」と思ったポイントはありますか?
SUI:今回のEP全体を通して、ラップパートがすごくカッコいいなって。「SWEET SOUR」という曲では、KYAとLEESOLのラップでガラッと雰囲気が変わるんです。
JIYU:「Hey Hi」では、SUIとHAUMによるプリコーラス(Bメロ)の部分がすごくカッコいいです。この曲を聴くたびに気分が良くなります。
HAUM:「Candy Pink Magic Hole Flip Phone(나 어떡해)」は、5人それぞれの個性が入っていてすごく好きです。例えば1番のKYAと2番の私のパートはまったく違う雰囲気が感じられるし、5人の声の違いが曲のクオリティを上げていると思います。
LEESOL:誰がどのパートを担当するかでも曲の雰囲気が変わると思います。「Blue Hour」の場合だったら、遅い時間帯を担う楽曲なので、少し落ち着いた雰囲気を出したいと思っていました。
KYA:私は低くてハスキーな声なので、「本当にこれを歌えるかな?」と思ったパートもありました。でも、レコーディングしてみると意外と楽しくて。新しいスタイルに挑戦していくことが自分の強みになってきたのかなと思います。


