the WORLD/アルミナ」インタヴュー

2006.10.14 00:00

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――ニュー・シングルはアニメ『DEATH NOTE』のオープニング、エンディング・テーマということで。まずは『DEATH
NOTE』とナイトメアの共通しているところといえば?


RUKA(Dr):えー、ないでしょ!
Ni~ya(B):なんかね、柩がリューク(死神)に似てる。マンガ読んでるときに「あれ? 柩が出てる!」って(笑)。

柩(G):いやいやいや(苦笑)。バンド的にもナイトメアの音楽性はそんなにポップポップしてないというか。明るい感じではないじゃないですか?
『DEATH NOTE』の話もそんなに明るいものではないので。そこが共通しているのかな。


YOMI(Vo):オレはなんだろう。オレがミサミサ(弥 海砂)を好きだってとこスかね(笑)。

咲人(G):俺もNi~yaと同じこと考えたんですけど。「ウチにも死神がひとりいます」と。
柩:おいおい!
咲人:ただ、ウチのは人は殺せない死神ですけどね(笑)。

柩:ノート持ってないし。オレ(笑)。

――でもオープニングとエンディング、今回その両方をナイトメアが担当するって、相当豪華なタイアップですよね。

Ni~ya:欲張り過ぎてんじゃねぇかなと。

柩:最初はこれ、オープニングだけだったんですけど、スタッフさんに咲人の曲も凄く気に入って頂けてエンディングもナイトメアでいきましょうという話になりまして。正直びっくりはしました。

RUKA:よく、映画でもアニメでも、主題歌やエンディングと中身が合ってないものとかあるじゃないですか? 「もっと他に合う曲があるのに」って。そうは思われたくなかったから、今回、話があったとき「ちゃんと合わせよう」という部分はものすごいプレッシャーを感じながらやりましたけどね。

咲人:オレは単にアニメを引き立てるというよりは、お互いがお互いを引き立てる。どっちのイメージも強くなるようなものをってことを考えましたね。

――まずはそのオープニングを飾る1曲目の「the
WORLD」。こちらはスリリングなナイトメアの王道チューンになってますね。


RUKA:この曲はオープニングを意識して作りました。“サビから始めたいな”ってのを決めて作ったんだけど……疲れた。(マンガを)読んで(曲を)作って、また読んで作ってを繰り返しながらやってったから。アニメの映像はまだその時点ではなかったんで。そういう作業が疲れた。

――それぐらい『DEATH NOTE』の世界観を意識しながら作っていった曲ということ?

RUKA:そうですね。何10回も読んだんで。オレの好きなところだけですけど(笑)。

――ちなみにそれはどこ?

RUKA:メロっていうキャラクターが登場する回です。

――他のみなさん、この曲に関しては?

Ni~ya:レコーディングのとき、すっごいフレーズがその場でポンポンポンポン出てきた曲でした。でも、それを形にしたらYOMIにボロボロにされました(怒笑)。オレ的にはCDになってるフレーズよりも、キーチェンジする前に出てきたもののほうがフレーズはかっこよかった!
――えぇーっ。いまさらそんなぁ(苦笑)。

YOMI:もっとポジティヴなこと言おうよー。“変えたけど結果オーライでした”とかさ(笑)。
Ni~ya:分かったよ。じゃあ“変えたけど結果オーライでした”でいいよ。

一同:わははははは(爆笑)。

RUKA:でもキーチェンジするってなったとき、お前(Ni~ya)口あんぐりだったもんな?
柩:はははっ(笑)。“寝ないでベース考えてきたのに”って言ってなかった?

Ni~ya:そう! それで“おっしゃー”ってスタジオ入ったらコイツ(YOMI)が“キーが高過ぎて声が出ないんだけど”って。

一同:わははは(笑)。

RUKA:ドラムだからそこは楽観的なの。今回も“高いだろうな”とは思ってたけど、予想外に高かったみたいで(笑)。

YOMI:下げて、結果オーライでした(微笑)。

柩:お前が言うなッ!! しかもこれ、初めてでじゃないだろ? 何回もやってるし。

YOMI:これは言い訳になるかもしれないけど、いけるかなと思ってて実際に歌ってみると“もう少し上のほうが気持ちいいかな?”とかあるんですよ。

RUKA:だから、キミが曲を聴いたあと家で1回歌ってこないからこうなるんだよ。

柩:今後はカラオケボックスで歌うとか。

YOMI:それだっ! すいません。取材中にこんな打ち合わせまでしちゃって(苦笑)。

――これまでの取材でもたしかキーチェンジしたという話は何度も……。

咲人:そうですね。なにぶん、彼(YOMI)は学習能力がないもので(苦笑)。

一同:ははははははははははは(大爆笑)。



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