正直に生きているからこそカッコ良い。上木彩矢インタヴュー

2006.03.14 07:06

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DEBUT SINGLE




「Communication Break」


2006年3月15日発売

GZCA-4058 \1,260(tax in)



1. Communication Break

2. HAPPY GO LUCKY

3. CRAZY(LIVE VER.)

4. Communication Break(Instrumental)











MOVIE





メッセージ映像

























【四文字熟語で心理テスト】




BARKS恒例の【四文字熟語で心理テスト】。今回は上木彩矢にQQQのQしてみました。まだこのテストを知らない人は、一緒にテストしてみては? ということで、四文字熟語を二つ、頭の中でイメージしてください。頭に浮かんだ一つ目が人生観、二つ目が恋愛観、だそうですが…。

「悪戦苦闘と自問自答。悪戦苦闘は、昔、書道でそれを書かされて、四文字熟語っていったらそれがまず思い浮かんで。その後に自問自答なんですけど…。人生観が悪戦苦闘ってどうなんですか(笑)。そして自問自答の恋愛って…。いつか“当たってるな”って思うときが来るんですかね(笑)」
















――とても基本的な質問なんですが、なぜ“歌おう”と思ったのか、と。



上木:なんとなく、ノリですね。(歌手に)なりたいと思ったのは、すごい小っちゃいときだったと思うんですけど。本気でやろうと思ったのは中学ぐらいのときで。



――小っちゃい頃からよく歌ってる子供でした?



上木:まさに。もう、勝手に作っちゃう系(笑)で、適当な感じでよく歌ってました。



――中学でバンドを始めたそうですが、そのときには将来はプロになりたいっていう目標がありました?



上木:最初はなかったですね。でも、いつの間にか自然とそういう状況になったんですよね。



――自然となりますか?



上木:流れというか…いつの間にか。



――バンドのメンバー集めは?



上木:お遊びだったので、友達同士とかで…普通に。「お前曲作れよ」「お前ギター弾けよ」「じゃぁ私歌うね」みたいな。



――いきなりオリジナル!?



上木:そうです。



――ちなみにどんなの?



上木:かなりJ-POP(笑)。今とはかなりかけ離れてますね。



――北海道出身だそうですけど、今、しばらくしゃべってて、かなり関西なまりが入ってますよね。



上木:大阪に住んで2年ぐらい経つんでね、出てき始めましたね。影響されやすいタイプなので(笑)。周りが濃いぃので、うつらないほうがおかしいです(笑)。










ナメて入ってきてる分、

頭を後ろから殴られた気分になるときはありますよ



――音楽活動をする上で、壁にぶち当たったこととかあります?



上木:そんなのしょっちゅうですよ、ぶっちゃけ。小さいことから大きいことまで、言い出したら止まらない(笑)。



――たとえば?



上木:思ってるものがなかなか出来上がらないときとか。



――それはモノを作る上では致し方ないことでもありますからね。それ以前の、「バンドなんかやってないで勉強しなさい」的なものとかはなかったんですか?



上木:それはないですね。だから逆に、もっと勉強したかったかも。



――だと、ここまで来るのにガムシャラに突き進んで踏ん張ってきました、という感じはない?



上木:ここまでフワフワフワ~っと来てしまった分、頭を後ろからバットで殴られた気分になるときはありますよ。ナメて入ってきてるんで(笑)。現実を突きつけられると「わぁ、しんどっ!」って思いますし、そういうときは踏ん張ります。










あぁ、あたし性格キッツイなぁ(笑)



――なるほど。で、「自分の性格を考えるとロックしかないと思った」と資料に書いてあったんですが。



上木:今、話してて思いません?(笑)



――ね。



上木:J-POPも好きだし他のジャンルもいいし、ロックが全てだ!とも思わないです。でもたぶん、私こんな性格だし、キレやすいし、短気だし。「おはようございます☆上木彩矢です」みたいなコトできないし。自分を飾らないで地を出すならロックしかないと思うんですよ。あとは、ロックが好きだからっていうことなんですけど。



――上木さんが考えるロックとは?



上木:間違ってることは間違ってるとストレートに言える。駆け引きじゃなくて、嘘がないもの。納得がいかないものは納得がいかない、とか……あぁ、あたし性格キッツイなぁ(笑)。思いっきりB型だし、嫌われるんですよねぇ。好きって言ってくれる人も多いんですけど、すっごい嫌いっていう人もいるんで。中間層がいないんですよね。みんなに好かれるほうがいいでしょうからねぇ。でも無理だし…(笑)。



――でも、「Communication Break」のカップリング曲「HAPPY
GO LUCKY」のフェイクにが入ってたりして、その可愛らしいニュアンスがこの2曲のヴォーカルの違いをとても際立たせていますよね。



上木:可愛い感じのはあまり得意ではないんですけどね。「なんか淋しいから入れようか」って言って、スタジオでいろいろ入れていくうちに「イイじゃん!」ってなって。



――“こんな可愛い部分もあるんだぁ”っていう、ギャップがイイですよ。



上木:うっそぉ~! 良かったぁ




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