ザ・クラッシュのフロントマン、ジョー・ストラマーが火葬に附される

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パンクロックの伝説的存在、Joe Strummerの葬儀が12月30日(月)、西ロンドンで執り行なわれた。The Clashの元リーダー(本名John Mellor)は12月23日、犬の散歩から戻ったあと自宅で心臓発作を起こし亡くなった。50歳だった。BBC放送によれば、Strummerは心臓に遺伝的な問題を抱えていたとされている。

Strummerの葬儀は、West London Crematoriumで密やかに行われた。葬儀にはStrummerの未亡人、2人の娘と義理の娘のほか、Clashの元メンバーであるMick Jones、Paul Simonon、Topper Headonも参列したと思われる。

New Musical Expressによると、葬列はThe Clashが25年前に初期のギグを何度か行なったElgin Pubとして知られていた場所を通過したという。Strummerの棺はカウボーイ・ハットや“Vinyl Rules”“Question Authority”というスローガンで飾られていたとGuardian紙は伝えている。また葬列には、Strummerの最後のパフォーマンスがストライキ中の消防士を支援するコンサートだったことを受け、消防車も参列していた。

Strummerが亡くなる前、バンドは3月にロックンロールの殿堂入りを果たすことを祝って一度きりの再結成を考えていた。11月には、Strummerのバンド、Mescalerosによるベネフィット・コンサートでJonesとStrummerが20年ぶりに再会していた。

Strummerの未亡人は、花を贈るかわりに、2月にStrummerが参加するはずだった南アフリカのエイズ・チャリティ・コンサートに献金することを哀悼者たちに望んでいる。

Craig Rosen, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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