ローリング・ストーンズ、間もなくスタートするLicksツアーでリスクを冒すのが楽しみ

Rolling StonesのLicksワールドツアーが９月３日（火）、ボストンのFleetCenterでスタートする。今回は従来のツアーとは異なり、また他のアクトとも違って、バンドはスタジアムやアリーナ、シアターなど、さまざまな規模の会場でコンサートを行なう。

リードヴォーカルのMick Jaggerは、普段と少し違うことができるので小さな会場でのプレイを楽しみにしていると語っている。「クラブやシアターでは、リスクを冒して思い切ったことができる。だけど、大きな会場で同じことをするのはかなり難しくなるだろうね」

ギタリストのKeith Richardsはそれに付け加えて、Jaggerの言うリスクとは今回に備えて、特別ハードに取り組まなければならないことだと付け加えている。「いろいろな大きさの会場でショウがあるから、今回のツアーのセットではかなりたくさんのことができる。そういうわけで、俺は100曲以上も新しい曲を覚えたよ……昔の曲を新たにね（笑）……そいつらはこれまでステージでプレイしたことのない曲なんだ」

今回のLicksツアーはStonesの40周年を記念し、近日発売予定のベストコレクション『Forty Licks』をプロモートするもの。アルバムはバンドの過去の作品からリマスターした36曲と、今年初めにパリでレコーディングされたニューシングル「Don't Stop」を含む４つの新曲を収録。日本での発売は９月23日。北米以外の国では９月30日で、米国とカナダは10月１日の発売となっている。

彼らは来年までロードを続ける予定で、中国での初公演も計画している。

Bruce Simon, New York　(C)LAUNCH.com