ミック・ジャガー、チャーリー・ワッツの「ユーモア、音楽のテイスト、気品が恋しい」
Photo: Mark Seliger
ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、長年のバンド・メイトだったチャーリー・ワッツが亡くなり2年以上が経ったいまも、彼のことをよく考えているという。
ジャガーは、英国の新聞『The Guardian』のインタビューで、ワッツをこう偲んだ。「2年経つが、僕はまだチャーリーのことをよく考えている」「彼の簡潔なユーモアが恋しい。彼の音楽のテイスト、エレガントなところ、“どうでもいい”って態度が。彼が熱くなることはなかった。キース(・リチャーズ)と僕はちょっとヒートアップする。でも、チャーリーはそうじゃなく、ちょっと冷静になれた」
「(音楽を)プレイしているとき、チャーリーのことを考える。彼だったらどうやってプレイしただろう、彼はこの曲を気に入っただろうかと。なぜなら、僕は常に彼にアイディアを投げかけていたから」
「こういうのは嫌だけど、歳を取ると、多くの友人を喪う」
キース・リチャーズは最近、『ハワード・スターン・ショウ』のインタビューで、「毎日、チャーリーのことを恋しく思っている」と話している。「寝室から出て、最初に目にするのが階段のところにあるチャーリーの肖像画だ。俺はそこを通るときいつも、彼に挨拶してる」
Ako Suzuki
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