アメリカでOzzFestがスタート、シャロンが『The Osbournes』人気の影響はないと語る

OzzFest 2002が７月10日（水）、ペンシルバニア州スクラントンでスタートした。ツアーの最初の２日間は、OzzFestの中心人物の１人Sharon Osbourneがガンの手術を受けるために延期となった。今年のフェスティバルは、リアリティ番組『The Osbournes』の予期せぬ成功により、メディアの注目度も高まっている。

Sharonは、テレビ番組の成功が今年のOzzFestの成功に結びつくかという問いに対して次のように答えている。「関係ないわね。OzzFestのチケットは過去７年間ずっと完売で、今年も売り切れているのよ。Ozzyが今まで積み上げてきた音楽のキャリアは、とにかくすごいの。だから、テレビ番組の成功なんて関係ないわ。Ozzyはいつもチケットを完売にしてきたんだから。たくさんの人達、特にテレビをカバーするメディアの人達は、Ozzyの過去34年間の音楽歴がどれくらいすごいのか、理解してないのよ」

Sharonはまた「ショウのレビューを読むと“年老いたロックスター”なんて書いてあるけど、“グラミー受賞者”とは絶対始まらない。世間はいつも皮肉るのが好きね」とも語っている。

OzzFestのオープニングは、水曜日の９時30分（東部標準時）にNeuroticaが務める。その時間、Ozzy Osbourneはまだベッドの中にいるだろう。パフォーマンスは３部構成で、Ozzyの出番は最後となる。Ozzyのショーは午後９時30分から始まり、午後11時に終了する予定。出演順は、Neurotica、Third Strike、The Apex Theory、Chevelle、Lostprophets、Ill Nino、Pulse Ultra、Otep、Soil、Andrew W.K.、Flaw、Meshuggah、Hatebreed、Down、Black Label Society、Adema、Drowning Pool、P.O.D.、Rob Zombie、System Of A Down、Ozzy Osbourne。

OzzFest 2002は９月８日のダラス公演まで続く。ツアー初めに２日間延期された分は、ツアーの最後に穴埋めされる予定だ。

Darren Davis　(C)LAUNCH.com