コートニー・ラヴが、新しいアーティスト組合の発足を公言

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Courtney Loveが新しいミュージシャン組合の発足に向けて動き出していると発言した。Bruce SpringsteenU2などの大物たちが、この動きにまもなく“参加”してくるとしている。

先週、テキサス州オースティンで開催されていた恒例の音楽コンヴェンション“South By Southwest(SXSW)Music Conferences and Festivals”において、Los Angeles Times紙の記者Chuck PhillipsによるLoveへの気楽なムードのインタヴューが行なわれた。率直な物言いで知られる彼女はこの中で、(Holeの所属レコード会社にあたる)Universal Music Groupや亡き夫Kurt Cobainのバンド、Nirvanaの残りのメンバーとの訴訟問題など、自らの音楽業界との闘いについて語った。

Loveは“音楽業界はまったく機能しなくなってきている。3年以内には、完璧に失敗するでしょう”と宣言。組合があれば、アーティストたちが自分たちのキャリアや音楽をよりコントロールしやすくする契約規定改正や他の措置について闘えるようになると語った。また、LoveはDon Henley率いるRecording Artists Coalition(RAC)を認めながらも、より幅広い層の大物スターたちがこのムーブメントに関わってくることが最も重要だと訴えた。「私はこのまま殉職するつもりはない。Springsteenに話をしたの。Elton Johnは私の裁判費用の支払いを申し出てくれた。彼らは出てきてくれるわ」。Loveは、裁判費用に過去2年間ですでに240万ドル以上を費やしていると話している。

オースティン滞在中のLove(ほとんどの場合は2人のボディガードつき)は、The Bandのドキュメンタリー映画『The Last Waltz』25周年記念版の上映や、Girls Against Boysなどのライヴを観たりしていた。

音楽面では、Loveは米国およびヨーロッパにおける新しいレーベル契約が成立目前であるとし、新アルバムの制作に取り掛かっている。新アルバム用の何曲かは、最近、P!nkChristina Aguileraと仕事をしている元4 Non BlondesのLinda Perryと共作しているということだ。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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