コートニー・ラブ、カート・コバーンのドキュメンタリーに関与しなかった理由

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2015年公開が決まったニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンのドキュメンタリー『Kurt Cobain: Montage Of Heck』は、カートの家族が公認する初のドキュメンタリーで、娘フランシス・ビーンがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねているが、奥さんだったコートニー・ラブは関与していないという。

◆ニルヴァーナ画像

最初に監督のブレット・モーゲンに話をもちかけたのはコートニーだったそうだが、監督はフランシス・ビーンと直接やり取りするようになり、制作チームは、コートニーは関与しないほうがいいとの意見で一致したという。

モーゲン監督は『The Hollywood Reporter』誌にこう話した。「ある時点から、僕はフランシス・ビーンのほうとより密接に作業するようになった。映画ではコートニーを題材としているので、僕ら(全員)、彼女に編集の権限を与えないほうがいいってことで同意したんだ」

『Kurt Cobain: Montage Of Heck』は、1月に米ユタ州で開かれるサンダンス映画祭で初上映されるという。その後、アメリカのケーブルテレビ局HBOで放送されるほか、劇場上映もあるようだ。

フランシス・ビーンは映画の出来に満足しており、「みんなにMontage Of Heckを観てもらうのを本当に楽しみにしている」とツィートしている。

Ako Suzuki
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