エアロスミスのサイン会に忠実なファンが大勢押し寄せる

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結成30年になるAerosmithがファンに与える影響について何らかの疑問があるのなら、3月16日(金)にニューヨークTimes SquareのVirgin Megastoreに集まった観衆がすべてを語ってくれるだろう。Billboard誌最新号で初登場2位となった最新作『Just Push Play』のリリースに合わせ、グループはめったに行なわないインストアサイン会を開催、2000人以上の忠実なファンが集まった。バンドはまた、3月19日(月)にニューヨークのWaldorf Astoria Hotelで開かれるセレモニーで、Rock and Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)入りを祝う。これは同組織が毎年行なっている式典の一部となっている。

アルバムのカヴァーアート、Hajime Sorayamaの「Sexy Robot #22」に敬意を表し、当初「女性ロボット軍団」をフィーチャーしたイベントが予定されていたが、2週間前の冬の悪天候で延期された。16日(金)のサイン会には、軍団は登場しなかったが、5人の「ロボット女性」が『Just Push Play』のカヴァーとまったく同じ格好で登場した。彼女たちはバンドのメンバーを会場のステージにエスコートすると、観衆からワイルドな歓迎を受けた。その後、女性たちはステージ後方に立ち、メンバーは新作CDから昔の写真、アルバム、デザイン、ギター、ファッションアイテムに至るまでファンが提示するあらゆるものにサインをした。ある女性は服を脱いで、リードヴォーカルのSteven Tylerの前に立ち、ソレにサインをしてもらった。別の女性は肩にサインを書いてもらい、またある女性は腰に入れたTylerのサインの入れ墨を見せた。フロントマンの彼にとってはおいしい1日だった。

ヒーローたちと会って握手をした後、ふるえながら泣いているファンの姿も見られた。まさに長年の夢が現実となったのだ。サイン会は2時間余り続き、列に並んだファンは皆、Aerosmithのメンバーに満足していた。

Bruce Simon、ニューヨーク
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