サンタナ、シェリル・クロウ、R.E.M.らがSongs Of The Centuryに選ばれる

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米レコード産業会(RIAA)と国家芸術基金(NEA)が制作した新リストによると、Sheryl Crowの“All I Wanna Do”、R.E.M.の“Losing My Religion”、SantanaとRob Thomasの共作、“Smooth”がSongs Of The Century(世紀の歌)に選ばれたらしい。これらの曲は、米国の音楽と文化知識を幅広く学童に伝えるために企画された全米教育振興プログラムのために、365曲の中から選出された。

プロジェクトのスポークスパーソンは、曲は「全米の音楽愛好者」によって投票で選ばれたという。部門は1890年~1920年のDawn Of The Century(世紀の夜明け)、The Sixties('60年代)、End Of The Millennium(世紀の終わり)をはじめ、9部門に分類されている。Millennium(ミレニアム)リストにある他の曲は、Nirvanaの“Smells Like Teen Spirit”、Tracy Chapmanの“Fast Car”、Lauryn Hillの“Doo Wop (That Thing)”、Bonnie Raittの“Something To Talk About”。

The Eighties('80年代)部門は、Guns N' Rosesの“Sweet Child O' Mine”、Madonnaの“Material Girl”、Policeの“Every Breath You Take”、U2の“I Still Haven't Found What I'm Looking For”、Go-Go'sの“We Got The Beat”となっている。

Matchbox TwentyのRob Thomasは、'99年のスマッシュヒット、“Smooth”でのCarlos Santanaとの共演は何か特別なものであったと認識している。彼は次のようにLAUNCHに語る。
「'99年は彼の年だった。あれは彼のアルバムだった。そう、すべてが彼のためのパレードだったんだ。それで、僕はちょっと山車を引かせてもらっただけ。Eric Claptonも山車を持っていた。みんなそうだったんだけど、先頭を走っていたのは彼だった。彼は道をまっしぐらで、一部でもそれに参加できたのはよかったと思う。だって、Santanaだよ。それほど大きいんだ。言ってみれば、僕はSantanaと比べれば、いつも彼のほんの一部分にしかすぎない。それで、Santanaが僕のことを知っていると考えるだけで、それはすごくすばらしいことなんだ。最高にハイになって、ぶっ飛んじゃうよ」Thomasは続ける。
「この曲にはMatchboxのメンバーとして経験したものを超越する普遍性があったんだ」

Songs Of The Centuryプロジェクトは'01年~'02年の間に学校カリキュラムに導入される予定。曲はプロジェクト開始段階で全米の主要地域に勤務する1万人の小学5年生の担任教師に無料で提供される。

Neal Weiss、ロサンゼルス
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