【俺の楽器・私の愛機】1750「運命の出会い?」
【アストリアス トラッドOM リヴァレンス】(京都市 晴天のヘベレケ 63歳)
前回フェンダーメキシコジミヘンモデルを投稿させていただいた晴天のヘベレケです。
もうギターは買わへんと思っていたのに、その後ギター5本売り、バッカスのエレキを買ってしまうというアホな事をしていました。
もうそろそろ限界やと思いつつ、とある楽器屋さんでイベントがあるという事でふらっと行ってみました。
エレキは9本もあるしもういいかな。アコギを眺めていると、店員さんから「弾いてみますか?」という悪魔の囁きが。それじゃせっかくなのでと10万円ほどのヘッドウェイの000タイプを試してみましたが、??ちょっと違うかな?と思っていたら出てくる出てくる気がつけば私の周りに5~6本のギターが。
そのうち家内が「マーチンは?」とか言い出す始末。そんなこんなしていると、店員さんから「一度弾いて欲しいギターがあります。」と言って出してきたのがアストリアスでした。
名前はなんとなく知っているけどあまりピンときませんでしたが、見てみるとすごく作りが良い。目の詰まったスプルーストップに綺麗なアフリカンマホガニーのサイドバック。指板とコマは真っ黒なエボニー。可愛いスノーフレイクインレイにヘリンボーン。
値段は‥247000円!?無理無理。
でも試すだけなら‥‥。何これ!?ちっちゃいボディからは想像できない胴鳴り。煌びやかなのに柔らかい音色。何より太めのネックがしっくりくる。
そこへアストリアスの人が来て「私からするとまだまだ鳴ってません、弾き込んだらもっと鳴ります」なんて事言わはる。
う~ん。でもなぁ‥‥。そこへ家内から神の一言。
「クリスマスプレゼントや」
ウソォ。
◆ ◆ ◆
なるほど、晴天のヘベレケさんのGAS(楽器欲しい欲しい症候群)が全く治らないのは、奥方が魔物だからなのですね。これは全国のGAS患者が全力で羨ましがるやつ。それにしてもアストリアスですか。ある意味ファイナルアンサーだと思います。私がアコギにドハマリしていた1990年代、ひときわ異彩を放っていたのがアストリアスでした。コリングスが出てきたばかりでコリンズと呼ばれていた頃ですが、いい作りのギターはどれもバカ高かった。プリウォー・マーティン・スペックに憧れていたけど、なかなかそんなギターもなかった頃、10万円そこそこでドンズバなOMやOOOを高品質にぶちかましてくれたのがアストリアスでした。初めて出会ったときは震えたなあ。スモールでスクエアなヘッドにトーチインレイとオープンペグ、スノウフレイクス&キャッツアイ、ロングサドル、ヘリンボーン…隙がなかった。繊細でダイナミック、いいアコギを絵に書いたようだった。やべえ、アストリアスがまた欲しくなってきた。晴天のヘベレケさんのGAS感染力が強すぎる。(BARKS 烏丸哲也)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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