【俺の楽器・私の愛機】1676「揺りかごから墓場まで」

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【Academy Violin Bass】(山形県 Yuuki N. 47歳)


中3の時に祖父の仕事の手伝いをして買ってもらったバイオリンベース。当時雑誌の通販で24800円で販売されていたもの。

バンド組みたいけど誰もベースをやりたがらないので、自分がベース弾くからバンドやろ!って僕はベーシストからスタートしました。高校時代に一度壊れてしまったのですが、メンバーの反対を押しきってグレコのバイオリンベースを買って、そのまま部品をこのベースに移設しました 笑。

色々なベースも兼用しながらも、このベースはずーっと手元にありメインのままです。

Cruising☆Star時代にフロントPUが壊れて、リッケンバッカー用のPUをつけて今に至ります。

以前載せて頂いたJ-45よりも古く35年使い続けているベースです。

もし天国があってそこに1つだけ楽器を持っていけるなら、この安価なバイオリンベースを持っていきたいです。

だとバンドやろ!って言える気がします。


   ◆   ◆   ◆

そう、この【俺の楽器・私の愛機】コーナーを始めて学んだことのひとつに、ハイエンド/フラッグシップこそが正義なのではないということがあります。雑誌GiGSに在籍していた1990年代はバンドブームもあり、多くの楽器メーカーが競って素晴らしい楽器を開発しており、エントリーモデルから入った初心者もいずれは高級モデルへ移行していくものと信じられていました。現実はそんなこともなく、愛し愛されてきた楽器こそがその人の愛機で、スペックがおぼつかなくともそれが最高級の楽器なんだというシンプルな事実。天国に持っていきたいと思える一本を所有していることが至福。ルーツというのは尊いものです。(BARKS 烏丸哲也)


★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

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