メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド「俺を笑顔にさせたバンドは…」
Ralph Arvesen, CC BY 2.0 , via Wikimedia Commons
メタリカのフロントマン、ジェイムズ・ヘットフィールドが、最近、好印象を持った新しい音楽について問われると、メタリカと縁のあるシンガーが結成したバンドの名を挙げた。
ヘットフィールドは、メタリカのポッドキャスト『The Metallica Report』の最新エピソードで、こう語ったという。「俺はそれほど新しい音楽を探索していない。“これが気に入ったなら、あれも気に入るかも”っていう迷宮に入り込みたくないんだ。合っているときもあれば、ないときもあるだろ。コンピューターが俺の好きそうなものを教えてくれるってやつだよ。でも、ラジオを聴いていて、驚き、本当に俺を笑顔にした最新のものは、CATEGORY 7だ。数人によるコラボレーション・バンドだ」
「聴いていて、“このヴォーカルは素晴らしい。それに、聞き覚えがある”って思った。(アーマード・セイントの)ジョン・ブッシュだったよ。俺らが手に入れることができなかったシンガーだ(笑)」
ブッシュは80年代初め、メタリカからリード・シンガーとして加入しないか誘われていた。
CATEGORY 7は、ブッシュ、元マシン・ヘッドのフィル・デンメル(G)、エクソダスのジャック・ギブソン(B)、アドレナリン・モブのマイク・オーランド(G)、オーヴァーキルのジェイソン・ビットナー(Dr)から成る新バンドで、来月終わりにセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースする。
ヘットフィールドは、ラジオで1曲聴き、「素晴らしかった。本当に良かった」と思ったそうだ。さらに、「ジョンが独力で前に進み、自分の好きなことをやっているのは嬉しいよ。彼はアーマード・セイント、その後はアンスラックスのことに縛りつけられていたからね。ああ、ホントにエキサイティングだ」と話している。
ヘットフィールドが聴いたのが、この曲なのかは不明だが、CATEGORY 7はすでに、シングル「In Stitches」をリリースしている。
Ako Suzuki
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