ピーター・フランプトン、ロックの殿堂入りに「ちょっと衝撃で言葉を失っている」
音楽ファンにとっては、ピーター・フランプトンがまだロックの殿堂入りしておらず、今年初めて候補に挙がったことの方が驚きだったかもしれないが、フランプトン本人は自身の殿堂入り決定に衝撃を受けたそうだ。
彼は4月21日、2024年に殿堂入りするアーティストの発表があった後、『Billboard』誌にこう語っている。「僕はちょっと衝撃で、言葉を失っている。これは全く期待していなかった。よく、“君は殿堂入りすべきだ”って言われていたけど、僕は“えー、どうだろ”って言ってた。だから、いろんな感情が入りまじってる。自分では思ってもいなかったことなのに、他の人たちは僕のために思ってくれていたんだから(笑)。素晴らしいよ」
「自分がどう評価されるかなんて、わからないものだ。僕はそんなことは考えず、自分の好きなことをやっているだけだ。でも、(ファン投票で)2位だったのには驚いた。人々がこんな風に僕を評価してくれているのは光栄だ」
フランプトンは1998年に殿堂入りの条件を満たしており、2月に候補の一覧が告知された際、「ちょっと待って、ってことは、僕はまだ殿堂入りしてないってこと?」と、冗談を口にしていた。
2024年度は、メアリー・J.ブライジ、シェール、デイヴ・マシューズ・バンド、フォリナー、ピーター・フランプトン、クール&ザ・ギャング、オジー・オズボーン、ア・トライブ・コールド・クエストの8アクトが殿堂入りし、10月19日にオハイオ州クリーヴランドで式典が開かれる。
Ako Suzuki
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