ルー・グラム「2013年を最後に、ミック・ジョーンズから連絡はない」
Misterweiss, CC BY-SA 3.0
フォリナーのオリジナル・ヴォーカリスト、ルー・グラムは、2017年と2018年、フォリナーの40周年記念ツアーの一部公演にゲスト出演していたが、リーダーのミック・ジョーンズとは2013年以来、話をしていないらしい。
『VRP Rocks』のインタビューで、フォリナーがロックの殿堂の候補に挙がったことに関し、ジョーンズと話をしたかと問われたグラムは、「ミックとは話をしていない。彼の健康状態がどうなのか、僕はわからない。マネージャーと話をした。フォリナーのメンバーとは誰とも話していない。誰も僕に連絡をくれない。でも、もうじきあると思ってる」と答え、ジョーンズとの現在の関係についてはこう語った。
「僕がバンドを去ってからは音沙汰無しで、(2013年に)僕らがソングライターの殿堂入りしたときに僕らは再会した。ハグし合い、“会えて、本当に嬉しいよ。久しぶりだ”なんて話をした。一緒に昼食とったりね。(式典で)パフォーマンスし、お互いのことを称え合った。何もかもナイスだったよ」「そして、その夜以降、彼からは全く連絡がない。全くだ」
フォリナーが殿堂入りした場合、再結成パフォーマンスが望まれているが、グラムはジョーンズとの再会を特に楽しみにはしていないそうだ。「どうだろね。僕はフレンドリーで誠意ある態度を取るつもりだが、長い間、行方不明だったブラザーを発見したって感じにはならない」
フォリナーは、創設時から現在まで唯一在籍し続けるミック・ジョーンズ(G)に、元メンバーのデニス・エリオット(Dr)、故エド・ガリアルディ(B)、ルー・グラム(Vo)、アル・グリーンウッド(Key)、故イアン・マクドナルド(Key)、リック・ウィルス(B)の7人が殿堂入りの対象メンバーとなっている。
殿堂入りするアーティストは4月終わりに発表され、秋に式典が開かれる。
Ako Suzuki