ジェフ・ミルズ総指揮、宇宙の神秘に迫る舞台芸術作品のワールドプレミアが東京で開催

世界最高峰のDJにして、デトロイトテクノのパイオニアであるジェフ・ミルズは、1980年代よりテクノやミニマルミュージック、近年ではオーケストラなどとの音楽を通じて独自の宇宙観を表現してきた現代アーティストだ。

◆＜THE TRIP - Enter The Black Hole-＞ 関連映像＆画像


2024年4月1日（月）に東京・新宿のZEROTOKYOにて、ジェフ・ミルズが革新的なビジュアル・チームと評されるCOSMICLABと共同制作によるライブ・オーディオビジュアル作品＜THE TRIP - Enter The Black Hole-＞のワールドプレミアを開催する。

本公演は音楽、映像、ライティング、そして歌とコンテンポラリーダンス、衣装デザイン、すべてにおいてジェフ・ミルズ総指揮のもと各分野のコラボレーターを迎え入れ、5つの理論的なシナリオで宇宙の神秘に迫りるもの。総合演出、脚本、音楽はジェフ・ミルズ。その宇宙観/思考をCOSMICLABが映像演出で拡張する。また、音楽シーンにおいて圧倒的な存在感を放つ戸川純がシンガーとして参加するほか、コレオグラファー(振付)にはコンテンポラリーダンス〜デジタルアートと領域横断的な表現で世界的評価の高い梅田宏明、各出演アーティストの舞台衣装は日本を代表するブランド“FACETASM”のデザイナー落合宏理が手がける。


もし私たちがブラックホールの中に入ることができたらどうなるのか？　ブラックホールの反対側には何があるのだろうか？　ジェフ・ミルズは今回の舞台芸術作品を通して、さまざまな理論的可能性の中で、宇宙とブラックホールの疑問について探究する。

これまで誰も体験したことのない聴覚と視覚に訴えかけるパフォーマンスは、ステージ上だけでなく会場全体を宇宙として捉え、観客を音と光の演出で包み込み、ブラックホールへと導く。DJでもライブでもなく、ジェフ・ミルズとCOSMICLABによる宇宙を題材とした総合舞台芸術、世界初のコズミックオペラとなる。

＜THE TRIP＞は、2008年にフランス・パリで初めてのパフォーマンスが行われ、日本では2016年に東京・浜離宮朝日ホールにてCOSMICLABの映像演出によって作品が拡張された。今回はブラックホールをテーマにした全く新しい作品となり、今後数年にわたって進化を遂げる壮大なプロジェクトの始まりとなるだろう。



◆THE TRIP オフィシャルサイト