ロジャー・ウォーターズの息子、父のバンドから解雇され「惨めだった」

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ロジャー・ウォーターズ

ロジャー・ウォーターズの息子でキーボード奏者のハリー・ウォーターズは、14年間、父のバンドの一員だったが、解雇され、現在はピンク・フロイドのトリビュート・バンドでプレイしているという。

2016年のクリスマス直前、ウォーターズはハリーの家を訪れ、良くない知らせをもたらしたそうだ。ハリーは「僕は解雇されたんだ。かなり惨めだった」と、その時の心境を『Rolling Stone』誌に語っている。

「彼は活力の変化を求めていたんだと思う。新しいもの、新鮮なものを。正確な理由はわからないが、2人(Jon CarinとDave Kilminster)を除く全員が解雇された。でも、辞めさせられた他の人たちは彼の息子ではない。だから、僕は2倍傷ついた」

彼はその後、ピンク・フロイドのアルバム『Animals』をフル・プレイするColonel Les Claypool’s Fearless Flying Frog Brigadeのツアーに参加。この後は、ピンク・フロイドのカヴァー・バンドBrit Floydの公演でもプレイする予定だという。

ハリーは2歳のとき、ピンク・フロイドが『The Wall』(1979年)を制作中だったスタジオに連れて行かれ、「Goodbye Blue Sky」の冒頭に入る台詞「Look, mummy, there's an aeroplane up in the sky」を録音した。

その後、様々な音楽活動を経て、2002年から父のツアーでプレイしていた。


Ako Suzuki
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