【俺の楽器・私の愛機】1487「僕のぶっ飛んだ兄さん」

ポスト

【ARIA Pro II WILDCAT変態】(静岡の浜に松の生えたとこ ギターのワクワクさん 37さい)


1985年のARIA Pro II WILDCATです。メルカリであまりの状態の良さとデザインに一目惚れして二万弱で購入。

最初は妙にハイパワーな黒いブレードピックアップのSSH。それはそれで変なギターだと満足していたのですが、徐々にこのままじゃぁ、筋肉過ぎてつまらんなぁ…と一気に工事。

フロントはRoswellのvoxファントムのティアドロップクローン。謎にフィルタートロンの音がします。懐かしい様なトゥイントゥイン。センターはgotohのブレードシングルハム。音が全域フラットに出力されるので混ぜた時に物凄く音の解像度が上がります。つまりクール。

最後にSeymour DuncanのSH-6b。クランチ設定でもジャキジャキに歪む曲者です。バーサーカー過ぎて楽しい。素人工事なので最後のSH-6bをコイルタップするはずが、配線ミスってタップするとフェイズアウトする様になっています。これがまた意味のわからない出力の高いブッ壊れ音で、非常に気に入っています。気の弱い人ならきっとギターを壊してしまったと泣いてしまう様なレベルで壊れた音です。

ぼくのかんがえたさいきょうのギター感ある見た目も最高に気に入っています。

僕より一つ年上の兄さんが頭おかしな人になってくれて最高に嬉しいです!




   ◆   ◆   ◆

PU構成がなかなかのイカツさですが、それぞれに個性が際立って、色んな音楽性に使える意外な汎用性があるのかもしれん。それよりも、ボリュームやトーンが操作性という意味では癖が強すぎるチキンヘッドノブに換装しているところに狂気を見た。わかります。私も「ギターは見た目が一番である」とノブをサイコロにしてみたりドクロにしてみたり、あるいはDIYで蛇口ハンドルにしてみたりと、お痛しすぎたことがあります。でもね、それでいい。てか、それがいい。ギターは人生の伴侶。好き勝手に好みに育て上げるのが正解なのです。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
この記事をポスト

この記事の関連情報