エドワード・ヴァン・ヘイレン、アリス・クーパーとゴルフをした理由

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Photo by Rob Fenn

いまでも週6日はゴルフをプレイしているというアリス・クーパーが、エドワード・ヴァン・ヘイレンとコースを周ったときの逸話を語った。ゴルフの腕前はイマイチだったというエドワードが、アリスを誘ったのには下心があったらしい。

『Blabbermouth.net』によると、最近、英国BBCラジオ2の番組『The Rock Show With Johnnie Walker』にゲスト出演したアリスは、ゴルフについて、「俺は週6日、プレイしている。飽きることはない。中毒だ。ロック仲間が“ゴルフやりたい”って言うとき、俺は、“気をつけろ。毎日、1日中プレイしたくなるからな”って警告してるんだ」と話し、エドワードと周ったときのことを、こう振り返ったという。

「あるとき、エディ・ヴァン・ヘイレンから電話があり、“アリゾナへ行って、ゴルフをしたい”って言われたんだ。1ラウンド終えると、彼が“俺のプレイ、どうだった?”って訊いてきたから、俺は“エディ、君は素晴らしいギタリストだ”って答えたんだ(笑)。“ああ、でも、ゴルフは?”って言うから、“エディ、君は素晴らしいソングライターだ”って返したよ。彼の真の狙いは別だった。彼は、“オーケー、ここに来た本当の理由を言う。(*アリスの近所に住み、ゴルフ仲間だった)グレン・キャンベルのギター・レッスンを手配してもらいたい”とさ。グレン・キャンベルは素晴らしいギタリストだったからな」

アリスは、2017年8月にグレン・キャンベルが亡くなったとき、彼を追悼し、「グレンはロックとカントリー、両方の世界で最高級のギター・プレイヤーの1人だった。彼がロックンロールの世界でどれだけリスペクトされていたか、知らない人が多い」「エディ・ヴァン・ヘイレンから一度、頼まれたことがある。彼は"グレンとのギター・レッスンをお願いできないかな?"って言ってた。多くのロッカーが"なに?!"って思うだろう。(でも)グレンはそういうタイプのギター・プレイヤーだったんだ」と、その才能を称えていた。

Ako Suzuki
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