マッチボックス・トゥエンティ、『バービー』での楽曲使用「冗談にされるんだろうが、構わないと思った」
映画『バービー』では、マッチボックス・トゥエンティの楽曲「Push」が印象的ながらコミカルなシーンでケン(ライアン・ゴズリング)によりパフォーマンスされるが、フロントマンのロブ・トーマスは、物笑いの種になろうとも構わないと曲の使用を快諾したという。
◆マッチボックス・トゥエンティ画像
トーマスは『USA TODAY』のインタビューでこう語っている。「『バービー』のことで電話があったとき、“暖炉のそばで、ケンがプレイする。彼のお気に入りのバンドなんだ”って言われた。ああ、僕がジョークの対象になるんだなって思ったよ。でも、それでよかった。僕は結構、神経が図太いんだ。でも、1ヶ月か2ヶ月前、映画を観た(アトランティック・レコーズの)Julie Greenwaldが来て、“ケンのこと、大好きになるわよ。「Push」のこともね”って言ってた。僕は“おお、やったね、いいじゃん!”って思った」
「Push」はマッチボックス・トゥエンティのファースト・アルバム『Yourself Or Someone Like You』(1996年)からシングル・カットされた。映画『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督は、ティーンエイジャーのときこの曲の大ファンだったという。
アメリカで大ヒット中の『バービー』は、日本で8月11日から劇場公開される。
Ako Suzuki