マッチボックス・トゥエンティ、長らくお待たせの4作目『ノース』をついに発表
マッチボックス・トゥエンティは過去15年に多くのヒットを放ってきたが、まだ正式には3枚のアルバムしか出しておらず、その最後の作品『モア・ザン・ユー・シンク・ユー・アー』は10年近くも前にリリースされている。しかし、ついにロブ・トーマスとその仲間たちが9月4日にリリースの決まった4枚目のスタジオ・アルバム『ノース』を引っさげて戻ってくる。
トーマス、ポール・ドーセット、カイル・クック、ブライアン・イエールは、2011年夏ナッシュビルで『ノース』に取り組み、その後カリフォルニアのカラバサスでプロデューサーのマット・サーレティックに加わった。「多くのマテリアルをこのレコードに持ち込んだんだ」とドーセットは語る。「いろんな違う歌のせいでいろんな違う方向に行きかねなかったから、ちょっと混乱したよ。だけど、ある時点でピンと来た。どっちが北(の方向)かわかったのさ」
アルバムからの1stシングル「シーズ・ソー・ミーン」は6月にラジオ解禁になる。その他の曲には「オーバージョイド」、「アワ・ソング」、「プット・ユア・ハンズ・アップ」などがある。
マッチボックス・トゥエンティは1996年に大注目を浴びた。デビュー・アルバム『ユアセルフ・オア・サムワン・ライク・ユー』は「3A.M.」「プッシュ」「ザ・リアル・ワールド」などのヒットを生み、820万枚も売れた。続く『マッド・シーズン』(2000年)と『モア・ザン・ユー・シンク・ユー・アー』(2002年)には「イフ・ユーアー・ゴーン」「ディジーズ」「アンウェル」などのシングルが含まれている。
カルロス・サンタナとグラミー受賞曲「スムース」で共演し、トーマスは『…サムシング・トゥ・ビー』(2005年)、『クレイドルソング』(2009年)をリリースしてソロのキャリアを固めた。その間、マッチボックス・トゥエンティは2007年にシングル「ハウ・ファー・ウィーヴ・カム」のような新曲や、グレイテスト・ヒッツ、ライブ音源などを集めたコレクション『エクサイル・オン・メインストリーム』を出している。
◆ニュース提供:ビルボード
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