ペッシ・レヴァント劇伴、北欧の新たな鬼才が放つサイキック・スリラー『イノセンツ』、7月28日(金)公開&場面写真解禁

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(C)Mer Film

アカデミー賞ノミネート(脚本賞)監督、北欧の新たなる鬼才エスキル・フォクトの最新作にして、世界の映画賞を総なめにしたサイキック・スリラー『THE INNOCENTS』(英題) の邦題を『イノセンツ』とし、7月28日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。

◆『イノセンツ』 関連映像&画像

近年、『ミッドサマー』『ハッチングー孵化ー』『LAMB/ラム』など北欧スリラーは映画界の最先端に君臨し、映画ファンの心を掴んで離さないが、『イノセンツ』もまたその唯一無二の美しくも不気味な世界の虜になる観客続出必至と言える。監督を務めたのは、『わたしは最悪。』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、これまで『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』の共同脚本をトリアー監督と共に手がけてきた。『イノセンツ』はフォクト監督の長編二作目となり、監督作品は日本劇場初公開となる。



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また、劇伴を担当したのはペッシ・レヴァント。フィンランドで最も著名な映画作曲家のひとりであり、国際的にも注目されている人物。映画以外でも人気の編曲家として知られており、フィンランドの主要なオーケストラのために数十のオーケストラ編曲を手掛けているほか、嵐、Sexy Zone、東方神起、Afterschoolなどのために、日本や韓国の市場向けにチャートを席巻するポップソングも書いていることで知られている。



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団地を舞台に子どもがサイキック・バトルを繰り広げると言えば、大友克洋の「童夢」を想起する人も多いはずだが、まさにエスキル・フォクト監督は「童夢」からインスピレーションを受けて『イノセンツ』を創り上げたという。北欧を代表する撮影監督のひとり『アナザーラウンド』『ハートストーン』のシュトゥルラ・ブラント・グロヴレンにも、フォクト監督から「童夢」の世界観を意識するよう指示。フォクト監督は、「大友監督の世界は非常にリアルでありながら、スタイリッシュ。作品作りにおいて非常にインスピレーションを得ました。」と語る。その言葉の通り、設定や描写だけでなく、張り詰めた緊張感やおぞましさが映像から感じられ、見事にその不吉な世界の踏襲に成功し、各映画祭から称賛を浴びた。

この度解禁されたのは、主人公の少年少女を捉えた場面写真11点。一見、無垢な子どもたち。しかし、その目に映るのは無邪気さか? 狂気か? どの写真からも、超能力を秘めた子どもたちの不穏な危うさが垣間見ることができる。




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『イノセンツ』

2023年7月28日(金)新宿ピカデリー他全国公開

監督・脚本:エスキル・フォクト
撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ

2021年/ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン/ノルウェー語/カラー/原題:De uskyldige/英題:THE INNOCENTS/日本語字幕:中沢志乃  
提供:松竹、ロングライド 配給:ロングライド 
(C)2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES  

■STORY
ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こり始めるのだった……。

◆『イノセンツ』 オフィシャルサイト
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