【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>FOMARE、「ライヴハウスみたいなサタニックが帰ってきた!」

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幕張メッセでの開催となった<SATANIC CARNIVAL>初日(6月17日)、恒例のEVIL STAGEオープニング・アクト枠をPROMPTSが務め、同ステージの本編トップバッターを飾ったのはFOMAREである。

◆ライブ写真



昨年10月に地元群馬にて初の主催フェス<FOMARE大陸>を成功させ、今年3月には自身最大キャパであるZepp Hanedaにてワンマン公演を行うなど、バンドの力をメキメキと蓄えている彼ら。SEが流れると、アマダシンスケ(Vo, B)、カマタリョウガ(G, Cho)、オグラユウタ(Dr, Cho)のメンバー3人が揃い、疾走感溢れる「風」で鮮やかなスタートダッシュを切った。続いてアップテンポの「Frozen」と畳み掛け、メロディック魂を猛烈にアピール。フロアを激しく揺さぶった後は「君と夜明け」に繋ぎ、観客は拳を突き上げて、曲の世界観に浸りきっていた。

「興奮してます、群馬県のFOMAREです! サタニック初めて出させてもらいます。個人的には初じゃなく、2019年にもブリトー屋で生地を焼くバイトを(サタニックの裏方として)やっていて、やっとステージに立てました! ライヴハウスみたいなサタニックが帰ってきた!」と喜びを露わにするアマダ。




そして、会場限定シングル「Heroine / 飴と鞭」から「速い曲やります!」と告げると、「Heroine」へ。この曲も観客のリアクションは好調で、多くの人が肩を揺らしてノッているではないか。そんな中、「俺、ベース置いて、Crossfaith観に行ってもいい? 俺も観たいんだって!」と時間丸被りのSATAN STAGEにMCで触れるアマダ。ちょっと、人が良すぎるだろ。

そんな人柄を映すように「Lani」、「愛する人」とハートフルな歌をまっすぐに届け、特に後者の《当たり前だった毎日がただ恋しいだけなんだ》という歌詞は多くの人たちの共感を呼び、会場を一つに束ねていた。後半は「Continue」を挟み、「Crossfaith復活おめでとうございます!」と再びMCで触れ、大好きな地元・群馬に捧げた「夕暮れ」を最後にプレイ。故郷を思う気持ち、人との触れ合いの大切さを、気持ちを込めて丁寧に歌い上げる。情景描写に長けた歌詞も相まり、幕張メッセに群馬の風と匂いと実景を運ぶような、エモーショナル極まりないライヴを展開してくれた。



取材・文◎荒金良介
撮影◎半田安政

■セットリスト

1. 風
2. Frozen
3. 君と夜明け
4. Heroine
5. Lani
6. 愛する人
7. Continue
8. 夕暮れ

■<SATANIC CARNIVAL 2023>

6月17日(土) 幕張メッセ国際展示場 9-11
6月18日(日) 幕張メッセ国際展示場 9-11

▼6月17日(土)出演者
AFJB
バックドロップシンデレラ
The BONEZ
Crossfaith
Dizzy Sunfist
Dragon Ash
ENTH
Fear, and Loathing in Las Vegas
FOMARE
ハルカミライ
HAWAIIAN6
Ken Yokoyama
locofrank
MONGOL800
ROTTENGRAFFTY
SHANK
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Survive Said The Prophet
Track's
WANIMA
Prompts (O.A.)

▼6月18日(日)出演者
04 Limited Sazabys
10-FEET
coldrain
Crystal Lake
dustbox
Fire EX.
GUMX
G-FREAK FACTORY
花冷え。
HEY-SMITH
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
OVER ARM THROW
RAZORS EDGE
SAND
SHADOWS
SiM
Suspended 4th
Hi-STANDARD

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