チャカ・カーン、“史上最も偉大なシンガー”ランキングで自分より上のマライア、メアリーらをディスる
米『Rolling Stone』誌が今年初め発表した<史上最も偉大なシンガー・トップ200>ランキングで29位をマークしたチャカ・カーンが、マライア・キャリーやメアリー・J. ブライジが自分より上位につけたことに不満をぶちまけた。
『Los Angeles Magazine』のポッドキャスト『The Originals』にゲスト出演し、このランキングについて知ったチャカは、アレサ・フランクリンがトップに輝いたことには「そうあるべき」と納得だったが、マライアが5位だとわかると「賄賂かなんかに違いない」、アデルの22位には「もういい、やめる」と憤慨し、メアリー・J. ブライジが25位だと知らされた際には、「このビッチらはコウモリみたいに目が見えてない。補聴器も必要。目もないし、耳もない。ヘレン・ケラーの子供だ」と、問題になりそうな表現を含みつつ、このランキングを作成した人たちを痛烈に批判した。
また、ホイットニー・ヒューストンの2位にも不満はないようで「素晴らしい」と受け入れたが、「彼女をクライヴ・デイヴィスに紹介したのは私よ。彼女を業界に入れたのは私」と付け加えるのは忘れなかった。
『Rolling Stone』誌はこのランキングを「偉大なシンガーの一覧」であり「偉大な声」ではないと注釈していたが、ナット・キング・コールやセリーヌ・ディオン、シェールらが入っておらず、物議をかもした。
Ako Suzuki