GORILLAZ、長編アニメ映画の制作プロジェクトが頓挫
デーモン・アルバーンとジェイミー・ヒューレットが取り掛かっていたGORILLAZの長編アニメーション映画の制作が中断されたという。提携していたストリーミング・サービスが手を引いたそうだ。
「Stereogum」によると、GORILLAZのニュー・アルバム『Cracker Island』をプロモート中のアルバーンは最近、ベルギーのメディア『HUMO』のインタビューで、「このニュー・アルバムは、僕とジェイミーがよくロサンゼルスを訪問していたからできたんだ。僕ら、GORILLAZの長編映画に取り掛かっていたんだよ。もうないけどね」と話したという。
「僕らがそのために映画を作ろうとしていたストリーミング・プラットフォームが撤退したんだ。彼らは、あまりにも多くのコンテンツが制作中であることにパニックし始め、削減すると決めた。昔ながらのハリウッドの慣習だが、一緒に仕事をしていた人が他の会社へ移った。そこからは守護天使を失い、きな臭くなり始めるってわけ。ハリウッドは縄張り意識が強い。別の奴がきても、同じ意見とはいかないだろ。裏で前任者と同意していたとしても」
GORILLAZは、2019年にドキュメンタリー/コンサート映画『GORILLAZ: REJECT FALSE ICONS』が公開されているが、アルバーンとヒューレットは、新たにGORILLAZのキャラクターと音楽をもとに壮大なストーリーを描きたいと考えていたそうだ。
GORILLAZは、今週金曜日(24日)に通算8枚目のスタジオ・アルバム『Cracker Island』をリリースする。
Ako Suzuki
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