女性アーティストが主役の音楽&カルチャーフェス<The Alex Blake Charlie Sessions 2023>、シンガポールで開催
「女性アーティストは今日最高の音楽を生み出している」という信念のもと、2019年にシンガポールで初開催された音楽フェスティバル<The Alex Blake Charlie Sessions>が、コロナ禍の休止期間を経て、リベンジの想いを込めて再び戻ってくる。
◆ <The Alex Blake Charlie Sessions 2023> 関連画像
第1回目(2019年)は、インディーポップ、ロック、フォーク、シューゲイザー、テクノなどの音楽が1日中鳴り響き、耳のこえた音楽愛好家たちから歓声が上がり、女性中心のラインナップに人々は心を打たれ、この企画に対する好意的なリアクションが得られ、刺激的な1日となった。第2回目となる今回の<The Alex Blake Charlie Sessions>は、2023年2月21日(火)〜25日(土)までの5日間、女性アーティストを中心とする音楽ステージのほか、女性作家によるポップアップブックカフェ、女性アーティストのアート作品展示と販売、女性による女性についての映画上映、シンガポールのDJ界を変えた女性たちによる金曜夜のクラブナイトといったプログラムを実施。「探求」と「実験」がテーマとなっており、来場者はこれまで見たことも聞いたこともないアーティストに出会ったり、初めて聴くまったく新しい音楽に感銘を受けることだろう。
本イベントはシンガポールで画期的な音楽プログラムの数々をオーガナイズしているクリエイティブ集団「24OWLS」によるもので、1953年にシンガポールで2つ目の発電所として建てられた、発電所跡地という唯一無二なロケーションにも注目だ。現時点での音楽ステージのラインナップは以下の通り。
Soccer Mommy
アメリカのインディーロック界でベスト盤に選ばれるほどの高い評価を得ているアーティスト。今最も才 能あるソングライターの一人である。
https://www.instagram.com/soccermommyband
Deb Never
グランジからヒップホップまで、自身の嗜好を溶け込ませたベッドルームポップを奏でて注目を浴びる、 アジア系アメリカ人のシンガーソングライター。「カルバン・クライン」2022 年春のグローバルキャンペ ーンに起用され、さらに注目を浴びる。
https://www.instagram.com/debnever/
Ichiko Aoba
息の長いボーカルと穏やかなギタープレイで、Pitchfork にも取り上げられた日本人シンガーソングライ ター。今回はシンガポールのストリングス・アンサンブルとの共演も予定されている。
https://www.instagram.com/ichikoaoba
Luna Li韓国系カナダ人のマルチインストゥルメンタリスト。インディーロックとサイケのブレンドを得意とし、そのドリーミーなサウンドメイキングは唯一無二の存在。
https://www.instagram.com/lunalilunalilunali/
Coming Up Roses
シンガポール出身でイギリスを拠点に活動するオルタナロックトリオで、無邪気さの中に大人の色気が漂う不思議な世界を演出。
https://www.instagram.com/cominguprosessg
Didi Han
韓国出身でパリを拠点に活動する DJ/プロデューサー。ジャンルを超えた繊細なセットで注目を集め、世 界中にハウスミュージックのヴァイブスを広めている。
https://www.instagram.com/didi_han_
Kindergarchy
シンガポール在住のインドネシア人 DJ・セレクターAmanda Rizkita は、瑞々しくアトモスフェリックな サウンドと遊び心のあるプレイを得意としている。
https://www.instagram.com/kindergarchy
Nicolette
DJ であり、ファッションブランド The Salvages のデザイナーでもある彼女は、ディスコ、ハウス、ファ ンクを通して、アンダーグラウンドへの愛を表現している。
https://www.instagram.com/itsjustnicolette
rEMPiT gOdDe$$
クアラルンプールとシンガポールを拠点に、インダストリアルクラブの最深部へと踏み込むアーティスト。
https://www.instagram.com/rempitgoddess
Nusha
ルーマニア出身の DJ/プロデューサー。彼女のダンサブルな DJプレイは世界のテクノシーンで独自のア イデンティティを確立している。
https://www.instagram.com/nushamusic
今後さらに多くのアーティストが発表される予定だ。
<The Alex Blake Charlie Sessions>は音楽だけにとどまらない。素晴らしい食事、たまり場、芸術の発見、あるいは単純に、友人と大切な思い出を作るための1日なのだ。どんな世代であっても、どんな音楽が好きであっても、このイベントに訪れれば、きっと何か発見があるはず。音楽ステージをはじめ、5日間に行われるさまざまなプログラムの詳細については、オフィシャルサイトにて確認を。会場はすべて同じだが、各日で実施内容が異なる。なお現在、前売チケットをオンラインで販売中。
<The Alex Blake Charlie Sessions 2023>
2023年2月22日(水)17時〜23時
2023年2月23日(木)17時〜23時
2023年2月24日(金)17時〜23時
2023 年 2 月 25 日(土)12 時〜深夜
会 場:
Pasir Panjang Power Station(シンガポール)
住 所:27 Pasir Panjang Road, S117537
料金
2月21日(火)〜24日(金)
入場料各日35ドル
2月25日(土)
早割券(Why Wait?)85ドル ※1月31日まで販売
前売券(The TimeIs Right)105ドル ※2月1日〜25日まで販売
当日券(You Made It!)125ドル
チケット購入:
https://www.hapz.com/experiences/the-alex-blake-charlie-sessions-tickets
各プログラム
2月21日(火)〜24日(金)
女性によって制作され、女性について作られた映画のショーケース。シンガポールで初公開された作品をご紹介します。
■Sweet Somethings × Chio Books
2月21日(火)〜25日(土)女性作家の作品と朗読が楽しめるブックカフェ、カクテルと上品なスイーツが楽しめるデザートバー、そしてサパークラブがひとつになったポップアップイベントです。
■EYES on...
2月21日(火)〜25日(土)
これから活躍が期待されるアーティストの作品を紹介するアート展示。ドローイングとペインティングを中心に多彩な活動を展開するアーティスト、Alison M.Low、ソフトスカルプターのGeraldine Lim、ネズミを愛するアーティスト兼デザイナーのWondebra Lohの3人です。
EJ Miss / Kylie Nicole / DJ AYA
■The Nest Club Sessions
2月24日(金)
シンガポールのDJ界に影響を与えてきた女性たちによる前夜祭。催眠術のようなハイエナジーなセットで注目を集める新進気鋭の女性DJ AYA。高揚感あふれるハウスグルーヴとディープでダークなテクノビートを融合させるベテランEJ Miss。そしてダーティなハウスチューンで注目を集めるニュースターKylie Nicole。
■The Alex Blake Charlie Sessions Music Festival
2月25日(土)
女性中心のラインナップで耳のこえた音楽愛好家たちも満足させる音楽ステージ。インディーポップ、ロック、フォーク、シューゲイザー、テクノまで、来場者はこれまで見たことも聞いたこともないアーティストに出会ったり、初めて聴くまったく新しい音楽に感銘を受けることでしょう。
◆<The Alex Blake Charlie Sessions 2023> オフィシャルサイト
この記事の関連情報
<ageHa THE FESTIVAL 2024>、9月&10月に開催
<THE HOPE 2024>にCreepy Nuts、SALU追加出演決定
<THE HOPE 2024>2デイズで開催。56組のLIVEアーティスト&29組のDJがラインナップ
次世代DJ/アーティスト発掘・育成プログラム「GIANTKILLERZ」が、エイベックス&Nicky Romero主宰レーベル・Protocol Recordingによってローンチ
千葉雄喜、PETZ、VLOTら出演、日本のヒップホップシーンをリードするラッパー/DJが一堂に集結する<Feels>開催
ソニーの立体音響体験“360 Reality Audio”とヒップホップのコラボ、「360 Reality Audio x HIPHOP」プロジェクト始動
カルチャーフェス<GREENROOM FESTIVAL’24 >、第6弾出演アーティスト発表
クィア・ラップの革新者“Mykki Blanco”、クィア・アンダーグラウンド・パーティ<FETCH>に登場
新宿ZEROTOKYO<SOUNDGATE>、石野卓球、大沢伸一、KEN ISHII、砂原良徳らが共演