バックマン・ターナー・オーヴァードライヴのロビー・バックマン、死去
カナダのロック・バンド、バックマン・ターナー・オーヴァードライヴのオリジナル・メンバーの一人、ドラマーのロビー・バックマンが69歳で亡くなった。
◆バックマン・ターナー・オーヴァードライヴ画像
活動を共にした兄のランディ・バックマンは1月12日、「さらなる悲しい別れ。BTOの激しい鼓動、僕の弟ロビーが、向こう側で母、父、兄弟のゲイリーと合流した。ジェフ・ベックがドラマーを必要としていたのかもしれない! 彼は、僕らのロックンロール・マシーンに不可欠な重要な一部で、僕らは一緒に世界を揺るがせた。 #RIP #littlebrother #family」とつぶやき、弟の訃報を伝えた。
ロビーは10代のとき、ゲス・フーを脱退した兄ランディから誘われ、彼とチャド・アランが結成した新バンド、ブレイヴ・ベルトに加入。アランの脱退後、もう一人の兄ティム(G)も加わり、バンドはバックマン・ターナー・オーヴァードライヴと名を変えて1973年にセルフ・タイトルのファースト・アルバムを発表した。
シングル「Let It Ride」「Takin' Care of Business」「You Ain't Seen Nothing Yet」「Roll On Down The Highway」「Hey You」などが世界的にヒットし、サード・アルバム『Not Fragile』(1974年)は全米チャート(Billboard 200)の1位を獲得した。ロビーは「Roll On Down The Highway」をC.F.ターナーと共作している。
バックマン・ターナー・オーヴァードライヴは2014年にカナダの音楽の殿堂入りした。
Ako Suzuki