ACIDMAN×宇田陽子×東急不動産、＜SAI＞と連動したロスフラワーインスタレーションを展開

ACIDMANが主催するロックフェスティバル＜SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022＞が11月26日と27日に開催される。これにあわせて、同公演に贈られたお祝いの花を使ったロスフラワーインスタレーション・イベント＜継ぐ花＞が29日と30日に東京・東急プラザ渋谷で実施されることが決定した。

＜継ぐ花＞はACIDMANの世界観とも共通する「巡る・生命のリレー」をテーマに掲げたイベント。通常はライブ終演後に廃棄されてしまうことが多い開催祝いの花を使って“多くの祝福の気持ちを新たなカタチで構築し直す”ことで、“渋谷に訪れる人々の「小さな幸せ」と「ロスフラワーへの関心」に繋げていきたい”との想いから企画されたそうだ。

インスタレーションの制作はフラワーアーティストの宇田陽子が手がけ、使用した花は展示期間が終わった後、来場者に配布する予定だという。

なお、宇田陽子は＜SAI 2022＞でもフェスのキービジュアルをイメージした展示を行うことが決まっている。こちらの植物も＜継ぐ花＞に用いられる。

　　　◆　　　◆　　　◆

■ACIDMAN 大木伸夫（Vo,G）コメント

僕は職業柄、ライブの度にお花を頂くことが多いです。

いくつかは家に持ち帰らせてもらっていますが、残ったお花は廃棄されてしまうので、以前からとても勿体無いと感じていました。

今回、僕達主催のフェス＜SAI 2022＞での祝い花をリユースし新たなお花の魅力を伝えるというこのプロジェクトのお話を頂き、とても美しいものを感じました。

一瞬の儚さ故の美しさを、最後まで感じて頂けます様に。

■宇田陽子（logi plants＆flowers）コメント

使用した花材から釉薬を作り、器に生まれ変わらせるプロジェクト、life is. としてこれまでも取り組んできました。

今回のプロジェクトはライブ会場で一緒に音楽を聞き 会場を彩ってくれたお祝い花や演出で使用した花材を回収し、リデザインすることで 新たな命を吹き込むことができ、さらには、インスタレーションで表現したACIDMANの世界観にも共明する『巡る 生命のリレー』の担い手になれる事を嬉しく思います。
喜びの連鎖反応を楽しみにしています。

■＜継ぐ花＞プロデューサー 猪股克介氏（UMIDASU株式会社） コメント

ライブを観に行く度に、会場を彩る花が、終演後すぐに廃棄される現状をもの悲しく感じてました。

今回のインスタレーションで使用する花は、ACIDMANのライブ会場を彩る祝い花になります。
その花には、それを送った方々の「大切な想い」が込められています。
その「想い」を「つなぐ」ことは、街づくりにも共通していると思います。

渋谷の街をつくる東急不動産と共に、急速に発展をしている渋谷の変わりゆく街の中で、決して変わる事のない「それぞれの大切な想い」を新たなカタチでつなぎ、また明日への活力になってもらえる様なインスタレーションになればと思っております。

　　　◆　　　◆　　　◆