ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン「ヴァン・ヘイレンの陣営は機能不全で追悼公演など無理」
9月にロンドンとロサンゼルスで開催されたテイラー・ホーキンスの追悼公演に出演し、ヴァン・ヘイレンの楽曲をプレイしたウルフギャング・ヴァン・ヘイレンは、それが父エドワードに対する追悼ともなり、最早、ヴァン・ヘイレンが主催する追悼公演に興味がなくなったという。フー・ファイターズと違い、ヴァン・ヘイレンの陣営は機能不全で、テイラー・ホーキンス追悼公演のようなものを開くことはできないと考えているそうだ。
ウルフギャングは『Classic Rock』のインタビューで、最近噂になったヴァン・ヘイレンのトリビュート公演について問われると「僕は、テイラー・ホーキンスの追悼公演ですでにそれをやったと思ってる。終えた感があるよ。なぜなら、僕のパフォーマンスの一部は父への追悼でもあったから」と答え、「対人関係に対処し準備を整えることができたフー・ファイターズに比べると、ヴァン・ヘイレンとその周りは残念な感じだ」「自分のことはさておき、1つの目的に向かい協力し合おうってことができないんだ」「あの陣営は機能不全だ、全員がだ! バンドがまだ活動していたときでさえ、何か計画を立てるのは大変だった」と、一致団結することができない環境を嘆いた。
ウルフギャングはテイラー・ホーキンス追悼公演で、デイヴ・グロールとジョシュ・フリーズ、ザ・ダークネスのジャスティン・ホーキンスと共に、ロンドンでは「On Fire」「Hot For Teacher」、ロサンゼルスでは「Panama」「Hot For Teacher」をプレイした。
彼は父エドワードの死後、自身のプロジェクトMammoth WVHの活動を行っているが、Mammoth WVHの公演でヴァン・ヘイレンの楽曲はプレイしていない。
Ako Suzuki
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