ボン・ジョヴィの初代ベーシスト、アレック・ジョン・サッチが死去

ポスト


ジョン・ボン・ジョヴィは6月5日、ボン・ジョヴィの初代ベーシスト、アレック・ジョン・サッチが亡くなったことを伝えた。70歳だった。

◆ボン・ジョヴィ画像

ジョンはSNSを通じ、以下のような声明を出した。「僕らは、大切な友人、アレック・ジョン・サッチの訃報を知り、悲しみに打ちひしがれている。彼はオリジナルだった。ボン・ジョヴィの創設メンバーとして、アレックはこのバンドの形成になくてはならない存在だった。実際、僕らは彼を通じ、お互いを知ることとなった──彼はティコの幼なじみで、僕らのパフォーマンスを見るようリッチーを連れてきた。アレックはいつもワイルドで活気に満ち溢れていた。今日、そういった特別な思い出の数々が僕に笑顔と涙をもたらしている。彼がいないことを、僕らは心から寂しく思う」

サッチは1994年までボン・ジョヴィに在籍し、ファースト・アルバム『Bon Jovi』(1984年)から『Keep The Faith』(1992年)まで5枚のスタジオ・アルバムを制作した。彼は「他のメンバーより10歳も上で、燃え尽き始めた」という。ジョン・ボン・ジョヴィは以前、脱退するとのサッチの決断に「もちろん、傷ついた。でも、僕はそれを受け入れリスペクトすることを学ばなくてはならなかった。僕は仕事中毒で、昼も夜も音楽に取り組んでいたい。(でも)誰もがそのペースに合わせる必要はない」と話していた。

サッチは2018年、ジョン、デヴィッド・ブライアン、ヒュー・マクドナルド、リッチー・サンボラ、ティコ・トーレスと、ボン・ジョヴィの一員としてロックの殿堂入りした。





Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報