【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>SHIMA、「この感じをライブハウスに持って帰りたい」

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「もぉ~、カッコいい」と、音出しチェック中に自画自賛したのはEGACCHO(Vo)。その言葉に反応したわけではないが、客席エリアにはざわざわとオーディエンスが密度濃いめに集まった。みんなを前に、SEに乗って改めて登場したSHIMA。元気いっぱい、笑顔もさわやかだ。

◆SHIMA ライブ写真

しかし「すすれ-Re麺ber-」が始まった途端、HIKIDA YUSUKE (G,Vo)の弾くリフはメタル度マシマシ、明生(Dr,Cho)の叩くリズムはハードコア度もマシマシ。HELL STAGEにふさわしい地獄に陥れるようなラウドぶり。ところがサビでは、腕を左右に振りたくなるメロディも。


SHINYA SYODA(B,Vo)は楽しそうにジャンプしながらベースを弾きまくる。身体が勝手に反応してしまう、ありとあらゆる音楽要素をぶち込んでいるのがSHIMA。曲の各所ではみんなでひとつになる振りも、盛りだくさん。ワチャワチャ感いっぱいの客席エリアとなった。


「<SATANIC CARNIVAL>出演、2回目でございます。7年ぶりですよ。マジでPIZZA OF DEATHから嫌われてると思いました」

以前、Ken BandのツアーをSHIMAがサポートしたとき、Ken Yokoyamaも“おもしろい”と言ってくれ、ツイッターもフォローしてくれたという。が、いつの間にか、フォローが外れていたそうだ。そんな悲しき出来事もあったが、再びここに帰って来ることができたSHIMA。メンバー4人の喜びの気持ちは、曲をさらに活き活きと炸裂させていった。


「久しぶりのサタニック、興奮しております。俺たち平均年齢40.5歳で、2回目の<SATANIC CARNIVAL>。出たくて出れた、このお祭りですよ。出たくても出れなかった7年間ですよ。自分を信じ続けてきたからこそ今日があります。<SATANIC CARNIVAL>とPIZZA OF DEATHには本当に感謝です。ありがとうの気持ちを返したい。それは思いっきりライブすることなんですけど、俺たちはこの感じをライブハウスに持って帰りたいんです」


EGACCHOの熱い語りに続けて披露されたのは「Tomorrow Song」。そのタイトルどおり、明日や未来に向けたナンバーだ。久しぶりの<SATANIC CARNIVAL>のステージを現実にして、新たな夢を抱くSHIMA。ラスト「USUAL THINGS」は激烈ナンバーでありながら、メンバー4人とも幸せそうな表情を浮かべていた。


取材・文◎長谷川幸信
撮影◎瀧本“JON”...行秀

【SHIMA セットリスト】

1.すすれ-Re麺ber-
2.PARISLOTTE
3.FUSUMA
4.M.a.D
5.BEER & DOG
6.medicine
7.Tomorrow Song
8.USUAL THINGS

■<SATANIC CARNIVAL 2022>

6月4日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
6月5日(日) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
・物販 / FOOD AREA:start09:30
・ライブ観覧エリア:open10:30 / start11:30 ※19:25終演予定
▼6月4日(土)出演ラインナップ
BRAHMAN
coldrain
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
KUZIRA
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
SHADOWS
SiM
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Suspended 4th
w.o.d.
THE FOREVER YOUNG
[OA] FUNNY THINK
▼6月5日(日)出演ラインナップ
04 Limited Sazabys
10-FEET
Crossfaith
CVLTE
dustbox
ENTH
ハルカミライ
MAN WITH A MISSION
Paledusk
SHANK
SHIMA
WANIMA
山嵐
[OA]SABLE HILLS

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