全英アルバム・チャート、フォンテインズD.C.が初の1位
今週のUKアルバム・チャートは、アイルランド出身のロック・バンド、フォンテインズD.C.のサード・アルバム『Skinty Fia』が初登場で1位を獲得した。彼らのスタジオ・アルバムはファースト『Dogrel』(2019年)が9位、セカンド『A Hero’s Death』(2020年)が2位をマークしており、今作が初の全英1位となった。『Skinty Fia』は本国アイルランドでも初の1位に輝いている。
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2位は変わらず、エド・シーランの『=』がキープ。リトル・ミックスが昨年11月にリリースしたベスト盤『Between Us』が5位から3位に浮上し、チャート・イン後24週目で最高位につけた。リトル・ミックスは現在、活動休止前最後となるUK/アイルランド・ツアーを開催している。
今週は計3作が新たにトップ10入りしており、ジェイソン・ピアース率いる英国のロック・バンド、スピリチュアライズドの3年半ぶりの新作、通算9枚目のスタジオ・アルバム『Everything Was Beautiful』が5位、アメリカのラッパー、プッシャ・Tの4枚目のスタジオ・アルバム『It's Almost Dry』が7位にチャート・インした。スピリチュアライズドのアルバムがトップ10に入るのは、『Let It Come Down』(2001年 3位)以来20年半ぶりだった。プッシャ・Tはこれが初の全英トップ10ヒットとなった。
シングル・チャートは、ハリー・スタイルズの「As It Was」が4週連続で1位に輝いた。2位も変わらず、ジャック・ハーロウの「First Class」がキープ。ロンドン出身のシンガー・ソングライターCat Burnsの「Go」が5位から3位に浮上した。
シングル・チャートは先週同様、動きが小さく、今週も新たにトップ10入りした新曲はなかった。
Ako Suzuki
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