エディ・ヴェダー、イギー・ポップ、ビリー・コーガンら、マーク・ラネガンを追悼

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元スクリーミング・トゥリーズのマーク・ラネガン(Vo)が2月22日、57歳で急逝し、ミュージシャン仲間やファンから、その早過ぎる死を惜しみ、彼の才能を称える声が多くあがっている。

◆マーク・ラネガン画像

イギー・ポップは「マーク・ラネガン、RIP。心から君をリスペクトしていた。君のファン、イギー・ポップより」と、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは「この知らせに僕らの心は引き裂かれた」と、元ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダーのピーター・フックは「マーク・ラネガンは愛しい人だった。俺らの一部が夢見るようなワイルドな人生を送った。俺らに素晴らしい言葉と音楽を残していった! 有難いことに、それにより彼は永遠に生き続ける。RIPマーク。安らかに眠れ」と追悼している。







長年の友人であるパール・ジャムのエディ・ヴェダーは、火曜日(22日)にグランジのメッカ、シアトルで開いた公演で、オーディエンスに向かいこう話したという。「4時ごろここに着き、突然、身体がちょっと震え始めた。本当に気分が悪くなり始めた。悲しみに対するアレルギー反応だと思う。僕らは……、マーク・ラネガンという男を喪ったから……。偉大なミュージシャンはたくさんいる。シアトルは、そんなミュージシャンの出身地として知られるようになった。彼らの何人かは唯一無二のシンガーであり、マークは間違いなくその1人だった。力強い声を持っていた。受け入れるのは難しい。少なくとも今は……。彼の死は非常に惜しまれるが、少なくとも、僕らにはいつでも聴くことができる彼の声と読むことができる彼の言葉が残されている。彼はこの数年で素晴らしい本を2冊出版している。僕はここで、感情を整理し、昔馴染みのホームグラウンドの連中が彼について想いを馳せていると、彼の妻や愛する人たちへ伝えたかった。僕らは彼を愛してる」

ヴェダーは「Tender Mercies」をラネガンに捧げ、パフォーマンスしたという。

ラネガンは2月22日、アイルランド、キラーニーにある自宅で亡くなったと伝えられた。ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガン、ガービッジ、ラム・オブ・ゴッドのマーク・モートン、モービー、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスらからも追悼の言葉があがっている。











Ako Suzuki
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