トロ・イ・モワ、レーベル移籍第一弾となる7th AL『MAHAL』リリース

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トロ・イ・モワことチャズ・ベアは、2022年4月29日、Dead Oceansよりニュー・アルバム『MAHAL』をリリースする。

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トロ・イ・モワ名義としては7枚目のアルバムとなる『MAHAL』は、「ここ数年の彼のベスト・アルバムのひとつ」とPitchforkが評した2019年のアルバム『Outer Peace』と、AppleのAirpodsのグローバル・キャンペーンに採用され、グラミー賞にもノミネートされたフルームとのコラボレーション曲「The Difference」に続くもので、Dead Oceansからは初のリリースとなる。

『MAHAL』はチャズ・ベアがこれまでで最も大胆かつ魅力的な旅をした作品だ。60〜70年代のシャギーなサイケデリック・ロックと90年代のモダンなポスト・ロックを網羅したサウンドは、ジャンルとサウンドの垣根を越え、アルバムのジャケットを飾るフィリピン製のジープニーの荷台に乗っているような聴き心地を実現している。『MAHAL』はトロ・イ・モワらしい作品で、過去の作品に立ち返りながらも、ベア独自の方法で新たな道を切り開いている。アルバムは昨年、ベアのオークランドのスタジオで、ソフィー・ロイヤー、ルバン・ニールソン(Unknown Mortal Orchestra)、アラン・パローモ(Neon Indian)、マットソン2といった多くのコラボレーターを巻き込んで完成した。「他の、どのレコードよりも多くのミュージシャンをフィーチャーしたレコードを作りたかったんだ」とベアは説明する。


サウスカロライナ州のベイエリアをベースとするトロ・イ・モワは、チャズ・ベアによる12年以上に渡るプロジェクトだ。2008年の世界的な経済崩壊を契機とし、トロ・イ・モワはチルウェイヴ(音楽のサブジャンル)の代表としてシーンに登場。今日でも他のミュージシャン達に、多大な影響を与えている。その後の10年間で、ベアの音楽とグラフィックデザインは、広く評価を博すようになった。Carpark Recordsより6枚のアルバムをリリース。R&Bの精神とトロ・イ・モワらしさを失うことなく、サイケロック、ディープ・ハウス、UKヒップホップを探求。あわせて、ソングライター兼プロデューサーとして、タイラー・ザ・クリエイター、フルーム、トラヴィス・スコット、ハイム、ティーガン&サラといったアーティストと活動。グラフィックデザイナーとしては、Nike、Dublab、Van’s等のブランドとコラボレーションをおこなっている。なお、ベアの新たなレーベルとなるDead Oceansは、2007年に設立され、現在ジャパニーズ・ブレックファスト、クルアンビン、フィービー・ブリジャーズ、ブライト・アイズ、ミツキ、スロウダイヴらが所属している。


『MAHAL』

2022年4月29日(金)
DOC300JCD[CD] ¥2,500+税
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
1. The Medium
2. Goes By So Fast
3. Magazine (feat. Salami Rose Joe Louis)
4. Postman
5. The Loop
6. Last Year
7. Mississippi
8. Clarity (feat. Sofie)
9. Foreplay
10. Déjà Vu
11. Way Too Hot
12. Millennium (feat. The Mattson 2)
13. Days in Love

◆トロ・イ・モワ オフィシャルサイト
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