トロ・イ・モワ、新作のテーマは「現代社会で文化がどれだけ消耗品となってしまったか」
トロ・イ・モワがニューアルバム『アウター・ピース』を来年2019年1月18日(金)にリリースする。
◆『アウター・ピース』画像&新曲MV
活動の拠点をオークランドからポートランドに移し制作した前作『ブー・ブー』では、80年代から影響を受けたシンセ/エレクトロを基調としたディープで内省的なサウンドを追求したトロ・イ・モワ。今作は、再び慣れ親しんだオークランドに戻り制作をスタートさせ、彼のルーツであるファンクやディスコサウンドを取り入れながら、これまでで最もポップな影響を受けた作品であるようだ。
そしてこの『アウター・ピース』というタイトルは、「交通渋滞に巻き込まれた時」や「フリーランスの人が次の現金収入を得るために躍起になっている時」など、普通は苛立ちや不安を感じる時に、逆に安心してしまう矛盾した状況を意味しているそう。
また今作のテーマについて、トロ・イ・モワことチャズ・ベアーは、「現代社会で文化がどれだけ消耗品となってしまったか。またそれがどのようにクリエイティヴィティに影響を与えているか」だと語っている。さらに、「あなたが注意深く作品を聴こうが単に聞き流そうがそれはどちらでも構わない、これは創造力/性の為の音楽なのです」とも付け加えている。
アルバムの発表と共に、新曲「Freelance」のミュージックビデオも公開されているので、まずはこちらを聴いてみてはいかがだろうか。
※新曲「Freelance」配信開始&アルバム予約受付中
リンク: http://smarturl.it/sjelvf
■Toro Y Moi(トロ・イ・モワ)『Outer Peace (アウター・ピース)』
2019年1月18日(金)発売
レーベル : Carpark / Hostess
価格 : 輸入盤オープンプライス
※日本盤詳細は後日発表
<トラックリスト>
1. Fading
2. Ordinary Pleasure
3. Laws of the Universe
4. Miss Me (feat. ABRA)
5. New House
6. Baby Drive It Down
7. Freelance
8. Who Am I
9. Monte Carlo (feat. WET)
10. 50-50 (feat. Instupendo)