テレンス・ブランチャード、最新オペラ「Fire Shut Up in My Bones」MET初演
世界最高峰のメトロポリタン・オペラ(通称: MET)の最新公演を映画館で上映する「MET ライブビューイング」。
2022年1月21日(金)より開幕となる2021〜22シーズン、第2作目テレンス・ブランチャード「Fire Shut Up in My Bones」が来年1月28日(金)〜2月3日(木)に全国の映画館にて公開となる。
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本作は、スパイク・リー作品など多数の映画音楽を手掛け、2度のアカデミー作曲賞にノミネートされたことのある、テレンス・ブランチャードが手掛けた新作オペラ。新型コロナウィルスの影響により1年半ぶりの開幕となった現地METにて、138年の歴史の中で史上初となる黒人作曲家によるオペラとして、今シーズンのオープニングを飾った。現地NYでは好評により、チケットも完売の大ヒットとなった。2019〜20シーズンで人気を博した「ポーギーとベス」のJ・ロビンソンとC・A・ブラウンの演出に、MET音楽監督Y・ネゼ=セガンのタッグで挑むMET新時代の幕開け!同じく「ポーギーとベス」で注目を浴びたA・ブルー、L・ムーアら心動かす黒人歌手たちの演唱も必聴。コロナ禍を経て、さらに挑戦的・創造的なオペラハウスとなった新生METの象徴とも言える注目作品と言えるだろう。
「Fire Shut Up in My Bones」MET初演
■日本上映:2022年1月28日(金)~2月3日(木
■上映館:東劇・新宿ピカデリーほか全国20館
【指揮】ヤニック・ネゼ=セガン
【演出】ジェイムズ・ロビンソン&カミール・A・ブラウン
【出演】ウィル・リバーマン、エンジェル・ブルー、ラトニア・ムーアなど
【MET上演日】2021/10/23
【上映予定時間】3時間26分(休憩1回)
■あらすじ
現代のアメリカ、ルイジアナ。青年チャールズは、実家に向かって車を走らせている。後部座席には「復讐」のための銃があった。チャールズは、7歳の時に従兄のチェスターから受けた性暴力のトラウマに苦しんでいたのだ。奨学金を受けて大学に入り、ようやくできた恋人のグレタに過去を打ち明けるが、グレタにはすでに別の男性がいた。絶望したチャールズは、母のビリーからチェスターが戻っていると聞き、復讐を思い立ったのだが...。
◆MET ライブビューイング オフィシャルサイト