ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、「まだ父親に寄生している」コメントに反撃
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンが、今週リリースするデビュー・シングル「Distance」を先月亡くなった父、エドワードに捧げると発言したことで、またもや非難される羽目に陥った。
◆ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン画像
デビュー・シングル発表のニュースに、ウルフギャングのTwitterには「待ち切れない」「楽しみだ」「素晴らしい」などポジティブな反応が多く寄せられたが、「まだ父親の名に寄生しているわけか。才能のない脛かじり野郎。バンドを去って、お前のポジションを正当な持ち主のもとへ返せ。いかがわしい野郎め」との中傷的なコメントも残された。
これに対し、すでに削除されたが、ウルフギャングは「これに返す冗談を思いつくエネルギーは持ち合わせてない。このどうしようもないクソッタレを見てよlol なんて悲しい人生を送ってるんだろ」と返したという。
また、同じく有名な父(フランク・ザッパ)を持つギタリストのドゥイージル・ザッパは、同情を示し、「君の父親への愛はよく分かる。この先もずっとだ。君の音楽はそれ自体が雄弁に物語るだろう。君は誰にも何も説明する必要はない。ヴァン・ヘイレンは安泰だ、みんな! リスペクト」とウルフギャングへ返信している。
ウルフギャングは、間もなく(現地時間11月16日)、ソロ・デビュー・シングル「Distance」をリリースする。Blabbermouth.netは先週、同曲についての彼のコメント──「父の健康面での問題が続き、僕は、彼のいない僕の人生はどうなってしまうのか、どれほど彼のことを恋しく思うだろうかって想像してたんだ。この曲はものすごく個人的なものだけど、人生における深い喪失感というテーマには誰もが共感できると思う」「みんなに聴いてもらう僕の最初の曲が“Distance”になるとは思っていなかった。でも、父はこのリリースを僕と一緒に祝ってくれるだろうとも考えた。これは彼に捧げる」──を紹介していた。
Ako Suzuki
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