ビースティ・ボーイズ、初めてCMで楽曲の使用を許可
曲のライセンシングに厳格なビースティ・ボーイズが、初めて、彼らの曲を広告で使用するのを許可したという。ジョー・バイデン候補の大統領選キャンペーンのCMで、日曜日(10月18日)ナショナル・フットボール・リーグの試合中に流れたそうだ。
◆CM動画
CMでは、ミシガン州にあるライブ会場/クラブBlind Pigのオーナーの1人が登場し、無謀な新型コロナウイルス対策により、50年間ずっと盛況だった場所がいまは空になったとドナルド・トランプ大統領を非難し、自分の家族、ビジネス、コミュニティのためにジョー・バイデン候補を支持すると訴え、バックにはビースティ・ボーイズの「Sabotage」やピクシーズの「Where Is My Mind?」が流れた。
『Variety』によると、バイデン候補のキャンペーンのスポークスマンは、「これまで広告に(彼らの)音楽の使用を許可していなかった」ビースティ・ボーイズが、この選挙が重要であることを踏まえ「Sabotage」の使用に同意したとコメントしているという。
ビースティ・ボーイズは以前、ブリティッシュ・エアウェイズがCMで「Beastie Revolution」をサンプリングして使用したと、同社を訴えたことがある。
Ako Suzuki