ビースティ・ボーイズ、創設メンバーが死去
ビースティ・ボーイズが80年代初め、まだハードコア・パンク・バンドだったころのギタリストだったジョン・ベリーが木曜日(5月19日)、亡くなった。まだ50代初めだった。前頭葉型認知症を患っていたという。
◆ジョン・ベリー画像
アダム・ヤウクとマイケル・ダイアモンドは1981年、ベリー、ケイト・シュレンバックとビースティ・ボーイズを結成。ミスフィッツやデッド・ケネディーズらのオープニング・アクトを務めたと言われている。
ベリーは1982年にリリースしたEP『Polly Wog Stew』のレコーディングに参加したが、同年、バンドを脱退。その後、Even Worth、Big Fat Loveなどのバンドで音楽活動を続けていた。
一方、ベリーの代わりにアダム・ホロヴィッツが加入し、シュレンバックが脱退したビースティ・ボーイズは、ヒップホップ・トラック「Cooky Puss」を足掛かりに、Def Jamと契約を交わし、デビュー・アルバム『Licensed To Ill』(1986年)が大ヒットした。
ビースティ・ボーイズは、2012年にロックの殿堂入りしたとき、そのスピーチで元メンバーとしてベリーの名を挙げていた。
合掌。
Ako Suzuki