B'zの松本孝弘、豊中市名誉市民に決定「音楽の道に一層精進してまいります」

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B'zの松本孝弘が令和2年2月26日、大阪府・豊中市名誉市民に選定された。これは豊中市が松本孝弘を名誉市民にする議案を上程し、議決により選定されたもの。豊中市の名誉市民はノーベル物理学賞受賞・南部陽一郎、映画監督・脚本家の山田洋次に続き3人目となる。

◆松本孝弘 画像

「この度は名誉市民に選出して頂き本当に嬉しく、かつ身の引き締まる思いでおります。
今後も故郷豊中に貢献させて頂けます様、音楽の道に一層精進してまいります」──松本孝弘

松本孝弘は豊中市(旧豊中市民病院)で生まれ、梅花幼稚園から上野小学校と幼少期を豊中市で過ごした。近年では同市成人式へのメッセージ(平成29年)や広報とよなか『リレーエッセー』へ寄稿(平成29年11月号)している。平成29年7月には<B’z SHOWCASE 豊中市立文化芸術センター>公演として凱旋ライブも開催。市内外から多くのファンを集めた。

また平成30年11月には「音楽に関わることで貢献したい」との申し出により、豊中市文化芸術振興基金へ寄付も。寄付金は「音楽を志す学生を応援したい」という本人の意向を踏まえ、同市の軽音楽部がある7つの高校の楽器購入費などに現在も活用しているとのことだ。

長内繁樹豊中市長は、「世界的にも偉大なアーティストとして活躍しながらも、豊中市のことを気にかけていただいており、とてもありがたい。松本さんは本市の誇りです」とコメント。同市の担当者は、「今後は、松本さんとゆかりのある場所の紹介や、市役所内に展示スペースの設置も検討しています。市民の皆さんに、松本さんと本市のつながりを感じてもらえれば」と話した。

名誉市民は、豊中市名誉市民条例に基づき、社会の発展に卓越した功績があり、広く市民が敬愛する市ゆかりの人物を選定。市長があらかじめ名誉市民選考委員会の意見を聴いた上で、議会の議決を得て決定するもので、第1号の南部陽一郎は平成23年9月7日、第2号の山田洋次は平成28年6月1日の議決で選定されている。

なお、松本孝弘が2016年以来となるソロツアーを開催することも発表となった。<Tak Matsumoto Tour 2020 -Here Comes the Bluesman->と題されたツアーは、6月16日(火)のサッポロファクトリーホール公演を皮切りに、7月5日(日)の大阪城音楽堂まで、札幌、福岡、名古屋、仙台、東京、大阪といった6都市8公演の規模で行われる。同ツアーは新作を携えたものになるとのことだ。

■ソロツアー<Tak Matsumoto Tour 2020 -Here Comes the Bluesman->

6月16日(火) 北海道・サッポロファクトリーホール
6月19日(金) 福岡・Zepp Fukuoka
6月22日(月) 愛知・Zepp Nagoya
6月23日(火) 愛知・Zepp Nagoya
6月25日(木) 宮城・仙台Rensa
6月29日(月) 東京・Zepp Tokyo
6月30日(火) 東京・Zepp Tokyo
7月05日(日) 大阪・大阪城音楽堂

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