【インタビュー】Super Break Dawn、クールさと熱いパッションを融合させたスタイリッシュな新曲「Blood in Chains」

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2017年に開催されたファッション雑誌のオーディション〈ダンスヴォーカルユニットデビュープロジェクト〉で厳選されたメンバーによるSuper Break Dawn。アクロバットを取り入れたアグレッシブなライブと、クールさやパッションを融合させたスタイリッシュな楽曲を武器に活動してきた5人組だ。メンバーはHIRO、TAKUYA、TAKAのボーカル3名と、KOHEI、KOTAのパフォーマー2名。今回は映画「バイバイ、ヴァンプ!」のオープニングテーマでもある新曲「Blood in Chains」についてはもちろん、個性豊かな5人のプロフィールやグループとしての歩みなども聞いてみた。

■楽曲は基本的にかっこいいタイプのものが多いのですが
■それ以外ではお茶目だったりするギャップも魅力だと思います


――4月2日に新曲「Blood in Chains」がリリースになりました。発売日に行われたタワーレコード渋谷店でリリースイベント、いかがでしたか?

TAKUYA:今まで以上にたくさんの方が見にきてくださって、改めて、こんなにも応援してくださっている方がいると感じました。嬉しかったです。

TAKA:ライブ自体もすごく楽しかったし、ファンの皆さんの感想を聞いたりすると、本当にありがたいなと思いました。気持ちもビシッ!!と引き締まりましたし、もっともっと飛躍したいなと思った1日でしたね。

HIRO:やっぱりたくさんの方に集まっていただけると、僕らの気持ちも高まるというか。本番は皆さんと一緒に、思い切り楽しむことができました。

KOTA:1stシングルの時もリリースイベントをやらせてもらったんですが、終わった後に、ファンの子がまとめの動画なんかを作ってくれたりするんですよ。それがすごく嬉しかったし、皆さんの愛を感じましたね。

KOHEI:僕らパフォーマーは歌っていないので、CDを買って聴いてくださるのはもちろん嬉しいんですけど、「ライブがいちばん楽しいです」っていう声をいただけるのはやっぱり嬉しいです。


▲「Blood in Chains」TYPE-A


▲「Blood in Chains」TYPE-B


▲「Blood in Chains」TYPE-C

――リハーサルから拝見していましたが、KOHEIさんはしきりに天井の高さなどをチェックされていましたよね。

KOHEI:そうなんです(笑)。僕はアクロバットを取り入れたパフォーマンスをやっているので、ああいうビルの中のステージで踊る時は大変なんですよ。宙返りをしたりすると、足が当たっちゃったりして。だから天井の高さはかなりチェックして臨みますね。

――Super Break Dawnのライブの醍醐味はそのアクロバティックな動きを取り入れたパフォーマンスにもあると思いますが、ステージ全体を通してかなり動きが激しいですよね。これまで何かハプニングなどはありました?

KOHEI:さすがにステージから落ちるとか、天井に穴が空くとか(笑)、そこまでのことはないですね。

HIRO:でもほら、ぶつかって歯が欠けたことあるよね?

TAKUYA:あ、そうそう(笑)!ライブ中に動き回る曲があるんですが、マイクを持って歌っている僕のすぐ前にメンバーが来て、そのメンバーが頭を後ろに振った瞬間にマイクにゴーン!とぶつかって、僕の前歯が欠けました(笑)。

KOTA:あ、それ犯人僕です(笑)。結構、みんなにぶつかっちゃうんですよ。HIROにもね。

HIRO:よくぶつかるね(笑)。


▲TAKA

――それくらいの勢いでステージ上を動いてるってことなんですね!これからも怪我のないようにお祈りしてます(笑)。

KOHEI:いえいえ、そんな大丈夫ですからぜひ気楽に僕らのステージを楽しんでもらえたらと思います(笑)。

――では改めて、Super Break Dawnのこれまでを振り返っていきたいと思うのですが、どういう経緯で結成されたグループなんですか?

TAKUYA:ある雑誌の<ダンスヴォーカルユニットデビュープロジェクト>というオーディションで選ばれた5人になります。

――応募しようと思ったきっかけを聞かせてください。

KOHEI:僕はアクロバットを生かしたパフォーマンスのほうで色んな舞台に出たりしていたんですが、ある舞台で共演したダンサーさんを通してオーディションを知り、その方の勧めもあって応募したんです。僕は歌は歌えないけど、踊ったり、人前に出たり、舞台に立つということは好きだったので、自分が今までやってきたものを生かせればと思って。

KOTA:僕はもともとグループを組んでライブハウスなどでパフォーマンスをしていたんですが、その時にたまたま見ていたスクールの先生に「ぜひ受けてみて」って言われて応募しました。

HIRO:自分も音楽を勉強するためにスクールに通っていたんですが、ちょうど、就職するかこのまま続けるかっていう時期だったんです。その時に先生がせっかくこのスクールに通っていたんだし、受けてみたらどう?って。

TAKUYA:僕も音楽の専門学校に通っていました。HIROが通っていたところの姉妹校です。その学校で結成されたダンスグループに入っていたんですが、先生からの薦めもあって受けてみました。音楽が大好きで高校1年生の時から歌を勉強していたんですが、こういうグループになることが夢だったのですごく嬉しかったです。

TAKA:僕はもともと芸能界にすごく興味があって、俳優業などをやっていたんです。歌やダンスの経験はなかったんですが、音楽自体は好きだったので、受けてみようかなと。本当になんとなくというか、運命というか(笑)、これは受けてみようって直感的に思ったんですよね。


▲TAKUYA

――じゃあTAKAさんは、このグループになってから歌やダンスを始めたということですか。

TAKA:そうですね。今でも「あれ?なんで歌ってるんだろう」と思うことがあります。

KOHEI:ウソつけ(笑)。

TAKA:いや、マジマジ。最初の頃は申し訳ないという気持ちがすごくあったんですよ。自分は歌もダンスもやったことなかったのに、お客さんがライブを見に来てくれている。自分でいいのかな?って思っていたけど、今はそれでも応援してくれたお客さんに恩返しができるように、日々レッスンを頑張っています。

――そんな5人は現在Super Break Dawnという名前を掲げて活動中ですが、このグループ名はどんな風につけたんですか?

KOHEI:事務所の社長がいきなり「これで行くぞ!」と(笑)。ホワイトボードに書かれたんですが、最初は「スーパーブレイク…何??」って感じでした(笑)。

KOTA:読めなくて(笑)。

KOHEI:意味を聞くと、夜明けを指す「Break Dawn」に「Super」が付いたことで、すごい夜明けみたいなことだと。僕らは入ったばかりですから「は、はい!」としか言えず(笑)。パフォーマーはそんな感じで聞かされました。

KOTA:最初は、正直な話すっげえダサいなと(笑)。でも「SBD」って略したらBTSみたいでかっこいいし、こういうタイプのグループ名って他にないと思うからいいなって思うようになりました。他のグループとは違う、俺達は俺達のやり方でいろんなことに挑戦していくんだっていう意気込みもうかがえるような意味だなとも思いましたし。

TAKUYA:ボーカルは、確か社長の車に乗っていた時に聞いたよね?

HIRO:レッスン終わりにね。

TAKUYA:「これに決まったから」ってサラッと言われて。読めなかったし、どういう意味なんだろうってわからなかったんだけど、新しい時代の夜明けを告げるグループ、ここから時代を作っていく人達として活動していくんだっていうことを聞いて、意味を聞けば聞くほど「なるほど…!」と。

KOHEI:新しい時代、僕らで明けるかなって最初は不安になりましたけどね(笑)。だってただ夜が明けるだけじゃダメなんです。すごい夜明けを持ってこないといけないんで(笑)。


▲HIRO

――そのためにも、他とは違う個性や強みというものが必要になってくると思いますが、Super Break Dawnの武器はズバリどういうところでしょう。

KOHEI:自分のことになってしまいますが、こういうグループで、僕ほどのアクロバットができる人はいないと思います。それに、ライブ中のパフォーマンスとしてあそこまでアクロバティックなものを取り入れるチームもないと思いますね。宙返りしたり、バク転を3回もやったり、そういうのは見たことがない。

KOTA:確かに。

KOHEI:単発でやったり、宙返りやバク転をする人たちはいるけど、僕は人よりも綺麗にバク転ができると自負しているので、ここは胸を張れますね。

――KOHEIさんのバク転がいかに美しいかは、SNSでも話題になっていましたね。

KOHEI:まさか、あのTikTokさんにまで取り上げていただくことになるとは。でも僕、TikTokやってなかったんですよ。やっておけばよかったよかったって、悔やみました(笑)。でもすごい反響をいただけてよかったです。

――他にはいかがですか?

KOTA:グループとして、まずボーカルが3人いるというのもなかなかないと思います。あとは、楽曲のかっこよさと話したりする時のギャップも。みんなで楽しめるような曲もあるけど、僕たちの楽曲は基本的にかっこいいタイプのものが多いんですね。ライブ中はそういうところをしっかり見せて、それ以外の部分ではお茶目だったりする。ライブだけじゃなく、まだまだいろんなことに挑戦して、いろんな僕らを知ってもらえる機会を増やしていこうと思っているので、そういうところも強みかなと。

TAKUYA:ギャップもね、僕らの魅力だと思っています。

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