ラミ・マレック、『ボヘミアン・ラプソディ』で全米映画俳優組合賞・主演男優賞受賞

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日曜日(1月27日)、米ロサンゼルスで第25回Screen Actors Guild Awards(全米映画俳優組合賞)が開かれ、クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが主演男優賞を受賞した。Screen Actors Guild Awardsは、アカデミー賞の有力な指標と考えられている。

◆『ボヘミアン・ラプソディ』関連画像

主演男優賞には、マレックほか、『バイス』のクリスチャン・ベール、『アリー/ スター誕生』のブラッドリー・クーパー、『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン、『ブラック・クランズマン』のジョン・デヴィッド・ワシントンが候補に挙がっていた。


『ボヘミアン・ラプソディ』は主要キャストを対象としたキャスト賞(Outstanding Performance by a Cast in a Motion Picture)の候補にも挙がっていたが、こちらは『ブラックパンサー』が受賞。『ブラックパンサー』はスタント・アンサンブル賞にも選ばれ、映画のカテゴリーでは今年最多の2部門を手にした。

レディー・ガガが『アリー/ スター誕生』でノミネートされていた主演女優賞は、今年この部門を総なめと言っていいグレン・クローズ(『天才作家の妻 -40年目の真実-』)が受賞した。

クイーンのブライアン・メイは、授賞式を前に、「今夜、ラミ、ルーシー、グウィル、ベン、ジョーにグッドラック!!! 君らの素晴らしい演技が認められますように。でも、受賞しようがしまいが、君らが僕らのヒーローなのは確かだ」と、エールを送っていた。



マレックは『ボヘミアン・ラプソディ』により、すでにゴールデン・グローブ賞、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞インターナショナル・アワードなどを受賞。来月開催のアカデミー賞、英国アカデミー賞にノミネートされている。

Ako Suzuki
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