ライブレポートTOP10【2018年をBARKSニュースで振り返る】
先ごろBARKS編集部による“2018年、最も印象に残ったライブ”をお届けしたが、こちらは2018年に最も読まれたライブレポート記事のランキングだ。ひと口にライブレポートといっても、その種類は様々。ステージの熱気を即時にお伝えする速報をはじめ、こだわりのステージをディテールまでお届けする詳細レポート、フェス主催とスクラムを組んでのフェス速報レポート、貴重な写真の数々がメインとなるphoto-galleryやステージ上の楽器やサウンドシステムを解説する機材レポートなどなど、あらゆる角度からレポートをお届けしてきた。そして2018年のTOP10は、photo-galleryと機材レポートが上位にランクインすることとなった。
◆ライブレポートTOP20【2018年をBARKSニュースで振り返る】
第1位と第6位、そして第7位にランクインしたのが、HYDE主宰<HALLOWEEN PARTY 2018>のphoto-galleryだ。BARKSは幕張メッセ3DAYSの巨大規模で行われた同イベントにて速レポ、ライブレポート、photo-galleryといった3本を各日公開、計9本のレポートによる特集を展開した。photo-galleryは出演者1人1人の全仮装を大ボリュームで紹介していくオリジナル企画となるもの。
その詳細は記事をチェックいただくとして、アーティストによる本気の仮装は年々グレードアップを遂げ、もはや特殊メイクを思わせる完成度の高さから抱腹絶倒の仮装アイディアまで、驚きと感心の連続。アーティスト本人が楽しんでいることがphoto-galleryからも伝わるはずだ。
第2位と第9位にランクインしたのは、2018年9月に引退した安室奈美恵のレポートだった。第2位は9月15日と16日、沖縄県・宜野湾海浜公園で開催されたイベントを両日にわたって紹介したもの。15日は沖縄コンベンションセンター展示棟で計7組のアーティストが出演した前夜祭、翌16日夜は宜野湾トロピカルビーチ特設会場で安室の楽曲に合わせて1万2000発の花火が打ち上げられたラストイベントとなった。
また、第9位は体感型展覧会<namie amuro Final Space TOKYO search for the memory of namie amuro>を紹介したオリジナルレポートだ。テレビ番組『世界の果てまでイッテQ!』で同展覧会にイモトアヤコと安室奈美恵の2ショットパネルが掲示されることが放送されたこともあって、記事公開日はもちろん番組放送日にもアクセスが殺到した。
B'zのレポートは第3位、第4位、第5位を獲得。第3位はアルバム『DINOSAUR』を引っさげて行われた<B'z LIVE-GYM 2017-2018“LIVE DINOSAUR”>東京ドーム公演のライブレポートであり、第5位は同公演の機材レポートとなる。ライブの興奮と熱気をお伝えするライブレポートと、ステージ上の臨場感とサウンドシステムをお届けする機材レポートは、どちらもWEB媒体としてはBARKS独占の貴重なもの。
そして第4位にランクインしたのが30周年記念ツアー<B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI->の最終日の模様だ。2018年9月22日の同公演をもって31年目に突入したB'zだが、同ツアー終了後もリポビタンDラグビー日本代表応援ソング「兵、走る」やドラマ『SUITS/スーツ』主題歌「WOLF」など続々と新曲情報が到着しており、今後の展開にも注目が高まるところ。
ランキング集計以降の年末年始もビッグネームのライブやイベントが全国各地で盛り上がりをみせており、そのレポートが続々と編集部に到着している。BARKSは2019年も毎日、イキのいいレポートをお届けしていくので、お楽しみに。なお、2ページ目にはトップ20を掲載しているのでチェックを。
梶原靖夫 (BARKS)
◆ライブレポートTOP20【2018年をBARKSニュースで振り返る】
2位 平成の歌姫・安室奈美恵、ラストパフォーマンス
3位 B’z、<LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”>完遂「B'zのスタイルを信じ貫いて」
4位 B’z LIVE-GYMは、「ライブ」ではなく「ドキュメンタリー」
5位 B'z、<LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”>松本孝弘サウンドシステムの全て
6位 HYDE主宰<HALLOWEEN PARTY 2018>2日目、全出演者の全仮装一挙公開
7位 HYDE主宰<HALLOWEEN PARTY 2018>初日、全出演者の全仮装一挙公開
8位 柏木由紀、レースの下着で大人の女性にアップグレード
9位 安室奈美恵の展覧会。テレビ初出演時の映像からファイナルツアーの実物セットまで公開
10位 X JAPAN、7人で挑んだ世界の舞台。「ロックは死んでない」
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