【速レポ】モンパチフェス<WWW!! 18>、PES「ベロベロになってやるー!」
最後の夏フェスというに相応しい太陽が出て、そして夕方へと向かっていく美らSUNビーチという最高のロケーションが映える時間帯となった。その日差しでキラキラと輝く美しい海をもっとも堪能できるBeach STAGEに登場するのは、PES。PES(Vo,G)、DJ NON、YOSUKE(G,Vo)という3人編成で、PESの「楽しんでますか、みなさん!」という挨拶からいきなりコール&レスポンスで会場をひとつにまとめると「素敵なこと」でライブをスタート。心地よいビートと陽性のサウンドに乗せて、“素晴らしい一日を”“素敵なことをたくさんしようよ”と歌うこの曲は、ライブのはじまりにも、開放的なビーチというこの場所にも、フェスという非日常のシーンにも、ピッタリとハマる。
◆PES画像
「改めてPESと申します。晴れてよかったね。気分良く、気楽にやっていきますので、よろしく」とPES。YOSUKEがギターをウクレレに持ち替えた「OK! MEXICO」はラテン調の軽やかなサウンドと、PESとYOSUKEのハーモニーで聴かせるカントリー調のメロディが旅気分を誘う。ちなみにPESはこの美らSUNビーチによく来ているそうで、フェスの会場になるとこんなふうになるんだねとビーチや海を気持ち良さそうに眺める。「海にきて、何してるの?」というYOSUKEの問いに、「ぼーっとしてる」というPES。そういういつものビーチでの心地よいチルアウト感やメロウな時間を、このステージでは音楽に変えて観客にプレゼントする。なんと続く曲は、RIP SLYMEのヒットチューン、「楽園ベイベー」!。イントロで歓声が沸き起こり、思い思いに体を揺らす観客。そこから爽やかな「シーサイドラバーズ」へと流れるサマーチューンの連投に、観客のシンガロングもボリュームが上がった。
後半には、「今日は“PES”のクレジットで出演してますが、年末にはこの3人で“Bravo”という名前で東名阪のツアーをします」とYOSUKEからアナウンスがあった。またPESも、「この3人でBravoをやったり、他にも僕はCharlieというグループもやったりしているので、引き続きよろしくお願いします!」と語った。YOSUKE自身もシンガー・ソングライターやプロデューサーとして活動しており、自在なビート&トラックメイカーのDJ NONとともに、禁じ手なしとも言えるジャンルもボーダレスな、心地よく、ドラマティックな音楽を紡いでいるPES。「楽しんでいきましょう。ベロベロになってやるー!」と観客と海に向かって叫ぶPESに、「その意気込み、いらないけどな」とYOSUKEが突っ込むこちらも心地よい掛け合いのグルーヴを生み出しながら、ラストはYOSUKEがヴォーカルをとる「花に水」と、グルーヴィーな「女神のKISS」で、Beach STAGEのブラボーなパーティを盛り上げていった。
取材・文◎吉羽さおり
撮影◎(c)WWW18 OFFICIAL
【PES@Beach STAGE セットリスト】
02. OK! MEXICO
03. 楽園ベイベー
04. シーサイドラバーズ
05. 花に水
06. 女神のKISS
■<MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!18>
2018年11月3日(土・祝) 沖縄県 豊見城市 豊崎 美らSUNビーチ 特設会場
2018年11月4日(日) 沖縄県 豊見城市 豊崎 美らSUNビーチ 特設会場
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