【速レポ】モンパチフェス<WWW!! 18>、NAMBA69「沖縄で清作にまた音楽をやろうと言われて、救われたんだ」
「Hi-STANDARD活動休止後、8年間沖縄にいた。そこで清作(MONGOL800)にまた音楽をやろうと言われて、救われたんだよね。あと、三線で踊ってるお婆ちゃんの姿を見て、感動したんだ」とNAMBA(Vo,B)はライブ中盤に切々と語っていた。こんなMCもここ沖縄でなければ、まず聞くことができないだろう。そんな沖縄に対する感謝の気持ちを胸に秘め、NAMBA69は豪快なパンク・ロックを搔き鳴らした。
◆NAMBA69 画像
「暴れる準備はできてますか? ほら、太陽が見えてきた。上を向いて行こう!」とNAMBAが呼びかけると、「LOOK UP IN THE SKY」からタイトな演奏で抜群の駆動力を発揮。それからライブで圧倒的な力を見せつける「PROMISES」も晴れ渡った空に気持ちいいほど響き渡らせる。
また、NAMBA69流メロディック・ハードコアとも言うべき「MANIAC」の爆発力も凄まじく、サークル・モッシュが勃発する青空ライブハウス状態と化す騒ぎっぷり。NAMBAを筆頭に、ko-hey(G,Cho)、K5(G)、SAMBU(Dr)と現4人体制になり、バンドはライブを観るたびに強靭な一枚岩へと成長を遂げている。繰り出される楽曲群に観客も全力で応え、熱い磁場を作り上げていた。
そして、イントロから観客が歌い上げると、次は「TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS」を披露。ここでもNAMBAは聴く者を背中をグッと押す前のめりのヴォーカルで畳み掛け、観客を一人残らず巻き込んでさらなるシンガロングを引き出していた。
後半に入り、「パンク・ロックを届けたい。パンク・ロックは好きですか?」とNAMBAが言うと、「PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT」が炸裂。爽快なメロディ・ラインを解き放ち、壮大なスケールを描くパンク・サウンドに聴き惚れてしまった。これで終わりかと思いきや、トドメに1分のショート・チューン「INTRO」を放ち、最後の一滴まで絞り出す怒濤のパンク・ショウを見せつけ、ステージを去って行った。
取材・文◎荒金良介
撮影◎(c)WWW18 OFFICIAL
【NAMBA69@マングースSTAGE セットリスト】
2. PROMISES
3. LET IT ROCK
4. SUMMERTIME
5. MANIAC
6. HEROES
7. TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS
8. PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT
9. INTRO
■<MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!18>
2018年11月3日(土・祝) 沖縄県 豊見城市 豊崎 美らSUNビーチ 特設会場
2018年11月4日(日) 沖縄県 豊見城市 豊崎 美らSUNビーチ 特設会場
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