カイゴ、初の単独来日公演に15,000人が熱狂

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トロピカル・ハウスの火付け役として世界の音楽シーンを席捲するスーパースター・プロデューサー=カイゴが、10月27日(土)に、さいたまスーパーアリーナにて自身初となる単独来日公演を開催した。ハロウィンにちなんだ仮装に身を包む来場者も多く見られるなか、約15,000人のオーディエンスを熱狂させた。

◆カイゴ ライブ画像

これまでに2年連続出演を果たした<ULTRA JAPAN>ではDJセットだったカイゴだが、今回のライヴでは、日本では初めてDJのみならずピアノの生演奏や、ストリングス隊、ゲスト・ヴォーカルを迎えた生パフォーマンスも披露した。公演の前日に配信リリースされたばかりの新曲「ハッピー・ナウ feat. サンドロ・カヴァッザ」を、サンドロ・カヴァッザ本人を迎えて生パフォーマンスを行うという嬉しいサプライズや、オープニング・アクトとしても出演していたジャスティン・ジェッソと人気曲「スターゲイジング」を披露するなど、見所満載のステージとなった。以下に、オフィシャルから届いたライブレポートをお送りする。

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“カイゴ・フェス”と呼びたいほど豪華なサポート・アクトが次々と登場したこのライヴ。日本が拠点のTJO、カイゴの「スターゲイジグ」のシンガーのジャスティン・ジェッソ、フューチャー・ハウスのドン・ディアブロが、会場をしっかり温めた上で、主役のカイゴが登場。ステージ中央のやぐら上のDJブースに現われると、イントロ映像に続いてイマジン・ドラゴンズとのコラボ曲「ボーン・トゥ・ビー・ユアーズ」でスタートした。ステージ後方・左右には大迫力の映像が映し出され、ひっきりなしに焚かれるスモークや火花、飛び交うレーザー光線などに圧倒される。ゲストや見せ場も多数。前述のジャスティンに加えてボニー・マッキーや、前日に公表された新曲「ハッピー・ナウ」ではサンドロ・カヴァッザ(故アヴィーチーのシンガーでもあり、カイゴもアヴィーチーについてMCで言及)がマイクを握り、さらに4人の弦楽奏者が伴奏を添えたり、彼自身もをピアノを弾くなど、様々なスタイルによるパフォーマンスを繰り広げた。



前半はやや速めのBPM(曲のスピード)で一気にオーディエンスを巻き込み、トロピカル王子としての本領発揮は、ゆったりめの中盤から。エリー・ゴールディングとのコラボ「ファースト・タイム」〜「キャリー・ミー」〜「セクシャル・ヒーリング」と続く流れは、至福の境地。ずっとこのまま曲が終わらないで、と願ったほどだ。その後も、ディスコやクラブ寄りに振り切るなど、トロピカル一本槍ではなく、じつに様々なサウンドスケープで楽しませてくれた。

終盤は、ロック的ダイナミズムの「キッズ・イン・ラヴ」、セレーナ・ゴメスとのコラボ「イット・エイント・ミー」などでだめ押し。アンコールの最後は、カイゴのピアノと弦楽演奏をバックに、ジャスティンの歌う感動的な「ファイアーストーン」でしっとり締め括られた。



終始、会場全体が和やかな笑顔に包まれた2時間。トロピカル・ハウスだけに留まらない、カイゴの多才な才能と魅力をたっぷりと知らしめてくれた。

文◎村上ひさし
ライブ写真 撮影◎Masanori Naruse

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日本での初単独公演を大成功させたカイゴ。同公演で披露した楽曲が全て収録されている、カイゴ本人選曲による日本限定ベスト盤アルバム『カイゴ・ヒッツ・コレクション 2018 -ジャパン・オンリー・エディション-』も好評発売中。また、本公演のセットリストをプレイリスト(https://SonyMusicJapan.lnk.to/Kygo_setlist)でも公開中だ。

▲「ハッピー・ナウ feat. サンドロ・カヴァッザ | Happy Now feat. Sandro Cavazza」

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