POP ETC、東京公演で初の日本語曲も披露
POP ETCの約2年ぶりの日本公演が、10月16日、東京・代官山SPACE ODDにて開催された。
◆POP ETC 東京公演 画像
10月3日に発売されたばかりのニュー・アルバム『ハーフ』を携えての単独公演となったこの日のライブ。定刻の19時半を少し回ったところで、クリストファー・チュウ(Vo)とジョナサン・チュウ(Key)、ジュリアン・ハーモン(Dr)、サポート・メンバーのタム(Key)の4人が登場し、新作からの「Sleight Of Hand」でステージは幕を開けた。
「僕たちはポップ・エトセトラ、来てくれてありがとう」とオーディエンスに挨拶し、オール日本語MCで進めることを宣言すると、こちらも新作に収録の「Fingerprints」、そして前作『スーベニア』のオープニング曲「Please Don't Forget Me」を披露。クリストファー・チュウが「初めて日本語の曲を書いてみて、嬉しかった」と少し照れ臭そうに語った「思い出していた (First Try)」では、優しい日本語詞の世界に会場全体が温かな雰囲気に包まれた。
「日本語難しいね」と言いながら「Never In Love」へと続き、解説を挟んでは、盟友・Bird Bear Hare and Fishの尾崎雄貴との共作曲「We’ll Be OK」へ。本編最後は、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」のカバーで締めくくった。
アンコールでは「Speak Up」に続いて、アニメ『残響のテロル』のサウンドトラックに収録されている「is」をクリストファー・チュウがソロで披露。ラストはThe Morning Benders時代の「Excuses」を再びバンドでパフォーマンスし、「すごく楽しかった、ありがとうございました」と日本のファンたちへの感謝の言葉と共に、一夜限りの単独公演は幕を閉じた。
POP ETCは今週末10月19日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されるBird Bear Hare and Fishの初ツアー<Moon Boots Tour 2018>ファイナル公演にスペシャルゲストとして参加することも決定している。
Photos by HAJIME KAMIIISAKA
■セットリスト
1 Sleight Of Hand
2 Fingerprints
3 Routine
4 When Push Comes To Shove
5 Please Don't Forget Me
6 思い出していた (First Try)
7 Never In Love
8 We’ll Be OK
9 Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ (Yen Town Band Cover, English Version)
En1. Speak Up
En2. is
En3. Excuses
<Bird Bear Hare and Fish TOUR 2018 "MOON BOOTS">
(Special Guest: POP ETC)
開場 18:00 開演19:00
料金(税込) ¥4,000(ドリンク代別)
[問]HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
ニュー・アルバム『ハーフ』
SICX-111 ¥2,400+税
※解説:尾崎雄貴(Bird Bear Hare and Fish)、新谷洋子 / 歌詞・対訳付
1.When Push Comes To Shove
2.Sleight Of Hand
3.Fingerprints
4.Enough
5.Never In Love
6.Both Directions
7.Broken Record
8.Routine
9.So Far Away
10.We’ll Be OK
[Bonus Tracks]
11.We’ll Be OK “月と太陽 version” (featuring Bird Bear Hare and Fish)
12.ばらの花 (Quruli Cover, English Version)
13.Swallowtail Butterfly あいのうた (Yen Town Band Cover, English Version)
14.思い出していた (First Try)