現代に甦るフェンダーの伝統的スチールギター「DELUXE-6」「DELUXE-8」日本限定発売

フェンダーの伝統的なスチールギターが現代に甦った。「DELUXE-6」「DELUXE-8」の2モデルが日本限定で発売開始された。
スチールギターは、1940年代後半から1950年代前半にかけて当時の音楽とともに成長してきた楽器。クリーンで甘いトーンを持ち味としたフェンダー・スチールギターは登場以来多くのプレイヤーに支持され、おもにハワイアン・ミュージックには欠かせない存在となった。その後、音楽シーンの変化から1970年代にはロックバンドの楽曲にも採用されるようになり、ハワイアンサウンドとは違う、歪んだ音やエコー処理した音など、新しいアプローチでその存在感を世に知らしめた。

▲6弦モデルの「DELUXE-6」。

▲8弦モデルの「DELUXE-8」。
今回登場したモデルは、当時の金型そのままを使用して再現されたハードウェアにより、その歴史的名器のルックスを蘇らせたスチールギター。シングルコイルピックアップを2つ搭載し、マスターボリューム、マスタートーン、ピックアップブレンドコントロールという、シンプルな仕様となっている。
ラインナップは6弦モデルの「DELUXE-6」と、8弦モデルの「DELUXE-8」の2モデル。ボディはウレタンフィニッシュのバスウッドで、28フレット22”1/2スケール(571.5mm)仕様。それぞれ専用のハードケースが付属する。

▲シングルピックアップ2基を搭載(写真は8弦モデル)。

▲ピックアップ、ペグ、パネルなど金属パーツのほとんどに当時の金型を生かしたUSA製パーツを採用(写真は8弦モデル)。


▲専用のハードケースが付属。
製品情報
価格:165,000円(税別)
◆DELUXE-8 (DLX-8 STEEL GUITAR-WBL)
価格:165,000円(税別)
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